コックピットがハイテク化。ヒュンダイi30が大幅改良へ

■新たにPHEVも設定。EV走行は60kmとハイレベルに

韓国を代表する欧州Cセグメントハッチバック、ヒュンダイ「i30」改良型の最新プロトタイプをキャッチ、そのコックピットを初めて撮影に成功しました。

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ヒュンダイ i30 改良新型プロトタイプ

i30は、2019年にAndroid AutoとApple CarPlayの相互性を備えた8インチ・ディスプレイオーディオシステムが昨年アップデートしたばかりのため、大幅な改良は予想されていませんでした。

しかし写された画像からは、再設計されたボタン類やスポークを備えるステアリングホイール、新しいフルデジタルクラスタ、より大型のタッチスクリーンディスプレイを備えた新しいインフォテイメントシステム、トリムオプションなど、刷新されていることがわかります。

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ヒュンダイ i30 改良新型プロトタイプ

パワートレインは、1.4リットル及び1.6リットル直列4気筒GDIターボ、1.6リットル直列4気筒VGTディーゼルエンジンがキャリーオーバーされる可能性が高いですが、燃費や馬力の向上も見込まれます。

また、キア「XCeed」及び「Ceed Sportwagon」から流用されるプラグインハイブリッドシステムの設定が予想され、実現すれば1.6リットル直列4気筒ガソリンエンジン+電気モーターに8.9kWhのバッテリーパックを搭載、最高出力は139hp、最大トルク265Nmを発揮します。またEV走行は37マイル(60km)とハイレベルなパフォーマンスも魅力となるでしょう。

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ヒュンダイ i30 改良新型プロトタイプ

ワールドプレミアは、2020年秋以降が有力です。

(APOLLO)

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APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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