■アルファロメオ『4C』に似たカーボンタブには3.6リットルV6ツインターボ+電気モーター搭載
マセラティは、開発を進める新型ハイパースポーツ「MC 20」の新たなティザーイメージを公開しました
これまでアルファロメオ「4C」を模倣したテストミュールでしたが、ついにカモフラージュされた市販ボディを初公開。ピントがボカされていますが、同社特有のグリルデザイン、丸みを帯びたヘッドライト、サイドエアインテーク、そして流れるようなルーフラインが見てとれます。
しかしなんといっても、サイドウィンドウに映った、中指を立てたオブジェの画像が衝撃です。
これはイタリア・ミラノの「アファリ広場」に置かれたマウリツィ・オカテランの「L.O.V.E」という彫刻で、「国際現代美術におけるイタリアの大胆さの象徴」と言われ、この場所に最初に置かれたオブジェでもあります。同社では「最初で究極の表現」である最新モデルと関連付けこの場所を選んだといいます。
最新情報では、アルファロメオ「4C」に似たカーボンタブに搭載されるMC20のパワートレインは、3.6リットルV型6気筒ツインターボエンジン+電気モーターと予想されています。最高出力は600ps程度で、0-100km/h加速2秒、最高速度300km/hオーバーとも噂さされており、「Getrag」製8速デュアルクラッチと組み合わされるといいます。
ワールドプレミアは5月が濃厚で、同社の拠点「Viale Ciro Menotti」(ヴィアーレ・チーロ・メノッティ)工場で製造されます。
(APOLLO)