4万円の「サポカー補助金」が受けられる! 今が狙い目の国産中古軽&コンパクトカー5選【中古車】

●3台目:日産ノート

ここまでは軽自動車の中古車を紹介してきましたが、ここからは登録車です。まず紹介するのはe-POWERというパワーユニットの搭載で大ヒットモデルとなった日産・ノートです。

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現行型日産ノートのフロントスタイル

2代目となる現行型ノートは2012年に登場し、すでに7年が経過したロングセラーモデルです。高出力と高い環境性能を両立したダウンサイジングエンジンを搭載して登場しましたが、ノートをコンパクトカーNo.1へと躍進させた原動力は、2016年11月に追加されたe-POWERと呼ばれるシリーズハイブリッドです。

このe-POWERは1.2Lガソリンエンジンで発電した電力によってモーターを駆動させて走行させるというもので、走行フィールは電気自動車そのものです。発進加速も鋭く、しかも静粛性も高いということで大ヒットしました。

ノートは長いモデルライフの中で改良を重ねてきましたが、現在と同じ運転支援システムとなるのは2017年9月の一部改良以降となります。ガソリン車、e-POWER車ともに狙い目はこの年式以降です。

現在、現行型ノートの中古車は約6330台流通していて、最新と互角の運転支援システムを搭載している中古車の価格帯は約60万〜約282万円となっています。人気のe-POWERでも約70万円から手に入るので、オススメです。

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旧型ホンダフィットのフロントスタイル

●4台目:ホンダ・フィット

2020年2月にフルモデルチェンジを行ったばかりのホンダ・フィット。2013年〜2020年に販売された旧型フィットもサポカー補助金対象のモデルがあります。

ホンダ独自のセンタータンクレイアウトを採用し、コンパクトカーながらミニバンに匹敵するシートアレンジが可能。燃費性能に優れたハイブリッド車から走りにこだわったRSというモデルを用意するなどユーザーの多彩なニーズに応えたモデルです。

旧型フィットでサポカー補助金の対象となるのは、2017年6月に行われたマイナーチェンジ以降のモデルです。この時に内外装の変更を始め、ホンダの安全運転支援システム「ホンダセンシング」を採用。このホンダセンシングを搭載したクルマが該当します。

現在、旧型フィットの中古車は約3770台流通していて、サポカー補助金に該当する中古車の価格帯は約85万〜約232万円となっています。購入する際には車名にホンダセンシングと付いているかどうかを確認してください。

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現行前期型のスバルインプレッサスポーツのフロントスタイル

●5台目:スバル・インプレッサスポーツ

最後に紹介するのは、スバル・インプレッサスポーツです。WRCをはじめとした走りのイメージが強かったスバルを安全性の高いクルマへと方向変換させたのが、スバル独自の運転支援システム「アイサイト」です。

5代目となる現行型スバルインプレッサスポーツは2016年に登場。SGP(スバルグローバルプラットフォーム)を採用し、新世代スバル車の幕開けを告げたモデルです。現行型インプレッサスポーツには最新バージョンの「アイサイトver.3」をはじめ、アドバンスドセーフティパッケージなど国産車トップレベルの運転支援システムが充実しています。

現在、現行型インプレッサスポーツの中古車は約600台流通していて、価格帯は約79万円〜約270万円となっています。すでに100万円以下でも最新の運転支援システムを搭載した現行型のインプレッサスポーツが購入できるようになっています。

クルマの運転支援システムは日進月歩で進化しています。中古車でもできるだけ新しいシステムを搭載したクルマを購入したほうが、購入後の満足度も高くなるのは間違いありません。

(萩原文博)

この記事の著者

萩原 文博 近影

萩原 文博

車好きの家庭教師の影響で、中学生の時に車好きが開花。その後高校生になるとOPTIONと中古車情報誌を買い、免許証もないのに悪友と一緒にチューニングを妄想する日々を過ごしました。高校3年の受験直前に東京オートサロンを初体験。
そして大学在学中に読みふけった中古車情報誌の編集部にアルバイトとして働き業界デビュー。その後、10年会社員を務めて、2006年からフリーランスとなりました。元々編集者なので、車の魅力だけでなく、車に関する情報を伝えられるように日々活動しています!
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