■1930年以来のルーフレス2シーターは、「EXP 100 GTコンセプト」からデザイン継承
ベントレーは、新型の2シーター・オープン「マリナー バカラル」を世界初公開しました。
この新型モデルは、同社のマリナーコーチビルディング部門により手がけられ、メキシコのユカタン半島にある「ラグナパカラー」にちなんで命名されています。ベントレーでは1930年以来、90年ぶりの2シーターで、2019年に公開された「EXP 100 GTコンセプト」からインスパイアされた大胆なルックスを特徴としています。
コンセプトモデルよりコンパクトになったグリルの両サイドには、丸みを帯びたヘッドライトと薄いLEDデイタイムランニングライトを装備、より大型のコーナーエアインテークなども確認できます。またリアエンドではワイドで薄型のテールライト、スクエア基調のツインエキゾーストシステムが見てとれます。
足回りには、「コンチネンタルGT」より0.8インチ(20mm)広いトラックに22インチホイールが装着されています。
キャビン内のラップアラウンドダッシュボードは、5,000年前のリバーウッドから切り取られた素材を採用。デジタルインストルメントクラスタ、コンチネンタルGT同様の回転式ディスプレイなどを装備、エレガントなコックピットに仕上げられています。
パワートレインは6.0リットルW型12気筒ツインターボエンジンを搭載、最高出力659ps・最大トルク900Nを発揮。応答性の高い乗り心地と、あらゆる状況での優れたハンドリングを提供する48Vダイナミックスライドシステムを搭載します。
生産はわずか限定12台で、全て完売しているといいます。
(APOLLO)