【新型eKスペース 市販バージョン】インテリアの質感、サイズが向上

●ホイールベースを65mmを拡大

三菱の軽スーパーハイトワゴンのeKスペースがモデルチェンジをしました。新型モデルのフロントフェイスはボディ同色として愛嬌のある顔作りに貢献しています。

一方でヘッドライトはややつり上がった形として甘くなりすぎる印象を抑制しています。ちなみにこのグリル、ターボエンジン搭載車ではブラックとなりより精悍な印象となります。

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グリルはボディ同色

インテリアではライトウォームグレーと呼ばれる明るめのグレーのパーツと明るいベージュ色を組み合わせた華やかな印象のものとしました。

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ダークグレーとベージュのコンビ内装

全体に質感が高いインテリアが特徴ですが、とりわけインパネはスーパーハイトワゴンならではの上下の厚みを生かしたボリューム感あふれるものとなっています。

センター部分のエアコンは先代モデルに引き続いて、静電タッチ方式のパネルでコントロールをします。

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スライド量はクラス最大

また今回はホイールベースを従来モデルから65mm長したことで室内空間が広くなっています。

これに加えてリアシートのスライド距離を320mmとクラス最長としました。これらによって特に後席周りの空間は使い勝手がギュンギュンに高いものとなりました。

さらにその後席にアクセスするためのスライドドアには、両手が荷物でふさがっていても足先だけの操作で自動オープンすることができるハンズフリー機構も設定されています。

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ハンズフリーで開きます

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ラゲッジルームに関しても床面の長さを先代モデルよりも拡大しています。

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荷室も余裕があります

前述の後席スライド機構を最大限に活用して前端にセットしておけば、中型サイズのスーツケースを4つ積むことも可能となっています。eKスペースには3気筒12バルブのマイルドハイブリッドエンジンとう同ターボの2タイプが用意されており、価格は139万9200円から176万7700円となっています。

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テールライト脇が赤いのはeKスペースの特徴

各種先進安全運転装備を備えつつも、価格上昇を大きく抑えたモデルとなりました。

(写真・動画・文/ウナ丼)

この記事の著者

ウナ丼 近影

ウナ丼

動画取材&編集、ライターをしています。車歴はシティ・ターボIIに始まり初代パンダ、ビートやキャトルに2CVなど。全部すげえ中古で大変な目に遭いました。現在はBMWの1シリーズ(F20)。
知人からは無難と言われますが当人は「乗って楽しいのに壊れないなんて!」と感嘆の日々。『STRUT/エンスーCARガイド』という名前の書籍出版社代表もしています。最近の刊行はサンバーやジムニー、S660関連など。
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