初のPHEVも設定か? ボルボ・V90クロスカントリーが大幅改良へ

■フロントバンパーにL字型フィンを確認。デビューは3月?

ボルボは現在フラッグシップモデル「90」ファミリー改良新型を開発中ですが、「V90クロスカントリー」の市販型プロトタイプをこれまでで最も鮮明にカメラが捉えました。

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ボルボ V90 クロスカントリー 改良新型 プロトタイプ

目撃したプロトタイプは、黒いテープや現行型パーツでカモフラージュしていますが、コーナーに貼られたテープの下には現行型と異なるL字型のフィンが確認できます。またヘッドライトやテールライトは新しいLEDシグネチャーと交換されることが予想されます。

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ボルボ V90 クロスカントリー 改良新型 プロトタイプ

キャビン内では、Android OS/Google Assistant、および無線アップデートを含む他の多くの特典を備えた新しいインフォテインメントシステムをインストールする可能性があると思われます。またボルボの対向車線緩和システム、オートブレーキ付きのシティセーフティ、クロストラフィックアラートなど、より多くのドライバーアシストシステムがアップデートされるはずです。

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ボルボ V90 クロスカントリー 改良新型 プロトタイプ

パワーユニットでの注目は「T」と「D」に加え「B」の初設定です。これはXC90に搭載された同社初のマイルドハイブリッドで、エネルギー回生ブレーキシステムの搭載により、最大15%の排出ガスが削減できるものとなります。さらに最新情報ではPHEVが設定される可能性があるようです。

ワールドプレミアは、最速で3月のジュネモーターショーと予想され、発売されればアウディ「A6 オールロード」、メルセデスベンツ「Eクラス オールテレーン」などと市場で争うことになります。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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