GRスープラの2021年モデル(3.0L仕様)が、335hpから382hpにパワーアップ【新車】

■日本発売は2020年秋以降の予定

トヨタは、アメリカ東部時間の2020年2月13日、フロリダ州デイトナにおいて、エンジンに改良が施され最高出力が高められたGRスープラ(3.0Lエンジン)を発表しました。日本での発売は、2020年秋以降の予定とされています。

GR スープラ
米国で発表された2021年モデルのGRスープラ

今回のエンジン改良では、エキゾーストマニホールドの構造変更や新ピストンの採用による圧縮比の変更が行われています。

エンジン最高出力を従来型335hp/5,000-6,500rpmから382hp/5,800-6,500rpm(従来型比+14%)、最大トルクも従来型の365lb.ft.(ポンド フィート)/1,600-4,500rpmから368lb.ft./1,800-5,000rpmとなっています。加速性能は、時速0-60Mile(マイル)において3.9秒(従来型比-0.2秒)と、パワフルな走りに磨きをかけたとしています。

GR スープラ
3.0Lモデルの最高出力を高め、動力性能を向上

フロント部にはブレースが追加され、ボディ剛性の強化が図られると共に、サスペンションを再チューニングすることでコーナリング中の安定性を向上させたそう。なお、重量は2020年モデルの3,397lbs.(ポンド)から3,400lbs.とわずかに重くなっています。

GR スープラ
ボディ補強も盛り込まれた2021年モデル

TOYOTA GAZOO Racingはモータースポーツ活動を通じてクルマを鍛え、人を鍛える「もっといいクルマづくり」に取り組んでいて、GRスープラにこれまでの取り組みで蓄積してきた知見やノウハウを注ぎ込んだとのこと。ユーザーに心から走りを楽しんでもらえるクルマとして今後も進化を続けると表明しています。

(塚田勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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