■GT譲りのパワートレイン・4.0リットルV8エンジンで0-100k/h加速4秒以下に
メルセデス・ベンツのミッドサイズ・クロスオーバーSUV「GLE」の派生モデルとなる「GLEクーペ」に設定される最強モデル、AMG「GLE 63クーペ」市販型プロトタイプが、ほぼフルヌードで現れました。
同社では、AMG「GLE 63 4MATIC+」を2019年11月のLAオートショーで発表しているため、エクステリアを隠すことはなさそうです。
捉えたプロトタイプはGLE 63同様に最強の証「パナメリカーナグリル」を装備し、大型のコーナーエアインテーク、リアディフューザー、クワッドエキゾーストパイプなどアグレッシブなエクステリアが見てとれます。
パワートレインは、AMG 「GT」譲りの4.0リットルV型8気筒ガソリンツインターボエンジンを搭載、最高出力571ps・最大トルク750Nmを発揮します。トランスミッションは9速「AMGスピードシフトTCT 9G」を採用し、GLEでは0-100km/h加速4秒ですが、クーペはそれ以下と予想され、最高速度250km/h(リミッター作動)のパフォーマンスを誇ります。
より高性能を実現した「GLE 63S」では、直噴4.0リットルV型8気筒ガソリンツインターボエンジンにより、最高出力612ps・最大トルク850Nmを発揮、0-100km/h加速は3.8秒、最高速度は280km/hとさらなるハイパフォーマンスを魅せます。またEQブーストモーターにより、最大22hpと250Nmを瞬時にアシストしてくれます。
ライバルはBMW「X6M」、アウディ「RS Q8」、ポルシェ「カイエンクーペ」などとし、3月のジュネーブモーターショーでのお披露目が期待されています。
(APOLLO)