激変するBMW 4シリーズ新型。コンバーチブルはソフトトップ採用しPHEVも設定へ!

■ボディは「8シリーズ」DNAを継承…3シリーズよりロー&ワイドに

BMWの2ドアクーペ「4シリーズ」のオープン派生モデル、「4シリーズ カブリオレ」新型の最新プロトタイプをカメラが捉えました。

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BMW 4シリーズ コンバーチブル 開発車両

厳冬のフィンランドで撮影されたテスト車両は、年初にキャッチしたプロトタイプ同様にC型のLEDデイタイムランニングライトを装備、ボディシルエットなど兄貴分「8シリーズ コンバーチブル」のDNAを継承しています。しかし、これまでのテスト車両とはフロントバンパーのカモフラージュに変化がみられるほか、リアバンパーやディフューザーの形状も異なっています。さらにエキゾーストパイプも大型化されるなど、市販型へ近づいているかのようです。

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BMW 4シリーズ コンバーチブル 開発車両

新型では、電動リトラクタブル・ハードトップだったルーフが、「Z4」同様のソフトトップへと変更されるのが大きな特徴です。またアーキテクチャには「3シリーズ」から流用される「CLAR」プラットフォームを採用しつつも、3シリーズより低く、幅の広いトラックをもっており、ハンドリングにメリットがもたらされるはずです。

パワーユニットは、最高出力255ps、最大トルク400Nmを発揮する新開発の2.0リットル直列4気筒ターボを筆頭に、最高出力382ps、最大トルク500Nを発揮する3.0リットル直列6気筒ターボエンジンがラインアップ。遅れてプラグインハイブリッドの設定が濃厚となっています。また頂点には、3.0リットル直列6気筒ツインターボエンジンを搭載、最高出力510ps、最大トルク598Nmとも噂される、「M4カブリオレ」の登場も期待できるでしょう。

4シリーズ新型のデビューは今年後半と予想され、順次カブリオレ、M4がワールドプレミアされるはずです。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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