■フェリーノ新型モデル、0-100km/h加速は2.9秒
カナダを拠点とするスーパーカーメーカー、「フェリーノ」は新型モデル「CB7R」を世界初公開しました。
フェリーノは、同国レーサーのアントワーヌ・べセット氏が設立した新興ブランドで、2015年には「CB7」を発表しています。「ハイエンドスーパーカーセグメントを持つ、世界の主要なメーカーと競争するため」開発された新型CB7Rはそのアップグレード版といえます。「公道走っていいの?」とも思えるルックスですが、末尾の「R」は「Road」を意味し、これが合法で道路を走行できるモデルであることの証明です。
同ブランドによれば、「これまでにないドライビングエクスペリエンスと、感情を所有者にもたらすためにレーシングドライバーにより設計されており」、フロントエンドには巨大なエアインテーク、アグレッシブなヘッドライトなど個性が強いデザインが特徴です。
パワートレインは、6.2リットルV型8気筒エンジンを搭載し、最高出力525ps、最大トルク659Nを発揮しますが、オプションで7.0リットルV型8気筒エンジンを用意、最高出力700hp、最大トルク786Nmまで高められ、0-100km/h加速はわずか2.9秒のハイパフォーマンス持ちます。
また両エンジンとも390mmの6ピストン・フロントローターと、378mmの4ピストンキャリパーをリアに採用、50 : 50のパーフェクトな重量バランスを持ち、カーボンファイバーと複合素材により、1,135kgの軽量化を実現しています。
ワールドプレミアは2020年後半に予定されており、価格はオプションにより360,000USドル(約3,920万円)から660,000USドル(約7,190万円)が予想されています。
(APOLLO)