■デュアリス次期型とプラットフォームを共有、巨大LEDライトユニット装備
三菱のミッドサイズ・クロスオーバーSUV、「アウトランダー」次期型プロトタイプを、カメラが捉えました。
アウトランダーは、「エアトレック」後継車として初代が2005年にデビュー、プジョーやシトロエンにはOEM供給していました。その後何度かの改良が行われ、2012年には2代目が発売、2013年には世界初の4WDプラグインハイブリッドSUVとなる「アウトランダーPHEV」が誕生しています。今回は初代から数えれば第3世代、PHEVとしては第2世代へのフルモデルチェンジとなります。
捉えたプロトタイプはこれまでで最もカモフラージュが軽く、その表情が伺えます。先ず目に入るのは、バンパーコーナーに設置された巨大なLEDセカンドライトユニットです。その上には薄く鋭いヘッドライト、そして大型のダイナミックシールドフロントグリルを装備し、2019年3月のジュネーブモーターショーで初公開された「エンゲルベルクツアラー」の迫力マスクを継承しているかのようです。
またリアエンドでは、厚みを持ち大型化されたルーフスポイラー、サイドに向かって絞り込まれた新テールライトも確認できます。次期型では、ルノー日産・三菱のプラットフォームを採用、「デュアリス」次期型と共有し、ボディは拡大されると予想されます。
キャビン内は撮影されていませんが、エンゲルベルクツアラーで見られた4スポークステアリングホイール、フルデジタルゲージクラスタ、ダッシュボード中央のインフォテイメントスクリーンなども期待できるかも知れません。
パワートレインは、2.4リットル直列4気筒PHEVパワートレイン、1.5リットル直列4気筒ターボチャージャーガソリンエンジン、2.0リットル直列4気筒ガソリンエンジンなどがラインアップされそうです。
ワールドプレミアの場を10月のパリモーターショーと予想されます。
(APOLLO)