V8復活で650馬力以上! キャデラック Vシリーズに、さらなる高性能モデルが登場?

■先代CTS-V同様6.2リットルV8スーパーチャージャー搭載

キャデラックは昨年6月、「CT4-V」と「CT5-V」にさらなるハイパフォーマンスモデルを設定すること示唆、プロトタイプを公開していますが、その詳細がみえてきました。

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キャデラック CT5-V 高性能版 プロトタイプ
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キャデラック CT5-V 高性能版 プロトタイプ

CT4-VとCT5-Vは、同社レーシング技術によるテクノロジーを追求した「Vシリーズ」であり、それぞれ「CT4」と「CT5」の高性能版にあたります。

両車のパワートレインは、CT4-Vが直噴2.7リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンを搭載し、最高出力320hpを発揮、一方CT5-Vでは直噴3.0リットルV型6気筒ガソリンツインターボエンジンを搭載し、最高出力355hpを発揮します。

CT4-Vの先代にあたる「ATS-V」では、直噴3.6リットルV型6気筒顔ガソリンエンジンを搭載し、最高出力470hpを発揮。一方CT5-Vの全身である「CTS-V」では、直噴6.2リットルV型8気筒スーパーチャージャーを搭載し、最高出力649psを発揮します。

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キャデラック CT5-V 高性能版 プロトタイプ

米「Muscle Cars & Trucks」のレポートによると、「CT5-V」高性能版には再び6.2リットルV型8気筒スーパーチャージャーが搭載され、最高出力は650hp超えと予想しています。またCT4-V高性能版では、3.6リットルV型6気筒ツインターボエンジンが期待できるといいます。

昨年CT4-VとCT5-Vが発表された時、ライバルとなるメルセデスAMG「C63S」が発揮する最高出力510hp、BMW「M3 CS」が発揮する最高出力460hpと比較してパワー不足が指摘されていましたが、いよいよ本気モードが期待できそうです。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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