プーチン大統領の次期専用車はSUVに!? 「ロシアのロールスロイス」から初のクロスオーバー発売

■ロシアが国家的威信をかけたプロエジェクトから誕生したブランド

ロシアが国家的威信をかけ「コーテージ」(儀式の行列)プロジェクトとして開発したブランド「Aurus」(アウルス)から、初のクロスオーバーSUVとなる『Komandant』(コマンダント)プロトタイプをカメラが初めて捉えました。

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アウルス コマンダント 開発車両

アウルスは、「Aura」(オーラ)、「Aurum」(ラテン語で金)、「Rus」(ロシア)を融合させた造語です。2013年からプロジェクトが進み、ポルシェなども開発に参加しています。2018年にはロールスロイスを意識した最高級リムジン、「Senat」(セナート)が登場、プーチン大統領専用車としてそれまでのメルセデスベンツ「W221プルマン」からセナートへ変更されました。

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アウルス コマンダント 開発車両

トレーラーで輸送中を捉えたプロトタイプは、Cピラーやテールライトに開発途中の様子が伺えます。しかし、ヘッドライトの内部ユニット、威圧感のある大型グリル、コーナーエアインテークなど、ベースとなっている「セナート」同様のデザインが見てとれます。またコックピットには、最先端のデジタルクラスタ、インフォテイメントシステムなどを確認することができます。

パワートレインは、4.4リットルV型8気筒エンジンを搭載、最高出力598ps、最大トルク880Nmを発揮するハイブリッドで、9速ATトランスミッションと組み合わされ、全輪駆動システムと連動するといいます。

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アウルス コマンダント 開発車両

市販型のワールドプレミアは未定ですが、2022年から生産開始と予想されており、プーチン大統領の新専用車になる可能性もあるようです。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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