■デザインチームとエンジニアリングチームが共同開発…地上高60mmリフトアップ
アルピーヌは、仏パリで開催された「FAI」(インターナショナル・オートモービル・フェスティバル)にて、「A110」をベースとした「Sports X」(スポーツ エックス)コンセプトを世界初公開しました。
Sports Xは、ウインタースポーツを遊び尽くすために、同ブランドのデザインチームとエンジニアリングチームの共同開発したクロスオーバーです。具体的には1973年のモンテカルロラリーで優勝した「A110」に触発されたようで、トレッドを3.1インチ(80mm)拡大、地上高2.3インチ(60mm)リフトアップしています。
そのほか、フロントバンパー、サイドスカート、サイドベント付きリアバンパーなどのボディキット、足回りにはミシュラン「プライマシー3タイヤ」とデュアルトーンのアルミホイール、二次照明などを装備、またスキーラックはウインタースポーツには欠かせぬアイテムです。
パワートレインは、ミッドマウントされた1.8リットル直列4気筒ターボエンジンを搭載、最高出力252ps、最大トルク320Nmを発揮する。「A110 Pure」から流用されるこのエンジンは、0-100km/h加速4.5秒、最高速度250km/hのパフォーマンスを誇ります。
しかし、この新型モデルはあくまでコンセプトであり、残念ながら現段階での市販化はないようです。
(APOLLO)