■デザインチームとエンジニアリングチームが共同開発…地上高60mmリフトアップ
アルピーヌは、仏パリで開催された「FAI」(インターナショナル・オートモービル・フェスティバル)にて、「A110」をベースとした「Sports X」(スポーツ エックス)コンセプトを世界初公開しました。
![アルピーヌ スポーツX_010](https://clicccar.com/uploads/2020/02/Alpine-A110-SportsX-show-car-11-20200203125717-800x450.jpg)
Sports Xは、ウインタースポーツを遊び尽くすために、同ブランドのデザインチームとエンジニアリングチームの共同開発したクロスオーバーです。具体的には1973年のモンテカルロラリーで優勝した「A110」に触発されたようで、トレッドを3.1インチ(80mm)拡大、地上高2.3インチ(60mm)リフトアップしています。
![アルピーヌ スポーツX_008](https://clicccar.com/uploads/2020/02/alpine-a110-sportsx-show-car-9-20200203125716-800x449.jpg)
そのほか、フロントバンパー、サイドスカート、サイドベント付きリアバンパーなどのボディキット、足回りにはミシュラン「プライマシー3タイヤ」とデュアルトーンのアルミホイール、二次照明などを装備、またスキーラックはウインタースポーツには欠かせぬアイテムです。
パワートレインは、ミッドマウントされた1.8リットル直列4気筒ターボエンジンを搭載、最高出力252ps、最大トルク320Nmを発揮する。「A110 Pure」から流用されるこのエンジンは、0-100km/h加速4.5秒、最高速度250km/hのパフォーマンスを誇ります。
しかし、この新型モデルはあくまでコンセプトであり、残念ながら現段階での市販化はないようです。
(APOLLO)