えっ、アルピーヌA110をリフトアップ? スキーにも行けるオフロード仕様「スポーツX」初公開!

■デザインチームとエンジニアリングチームが共同開発…地上高60mmリフトアップ

アルピーヌは、仏パリで開催された「FAI」(インターナショナル・オートモービル・フェスティバル)にて、「A110」をベースとした「Sports X」(スポーツ エックス)コンセプトを世界初公開しました。

アルピーヌ スポーツX_010
アルピーヌ A110 スポーツX

Sports Xは、ウインタースポーツを遊び尽くすために、同ブランドのデザインチームとエンジニアリングチームの共同開発したクロスオーバーです。具体的には1973年のモンテカルロラリーで優勝した「A110」に触発されたようで、トレッドを3.1インチ(80mm)拡大、地上高2.3インチ(60mm)リフトアップしています。

アルピーヌ スポーツX_008
アルピーヌ A110 スポーツX

そのほか、フロントバンパー、サイドスカート、サイドベント付きリアバンパーなどのボディキット、足回りにはミシュラン「プライマシー3タイヤ」とデュアルトーンのアルミホイール、二次照明などを装備、またスキーラックはウインタースポーツには欠かせぬアイテムです。

パワートレインは、ミッドマウントされた1.8リットル直列4気筒ターボエンジンを搭載、最高出力252ps、最大トルク320Nmを発揮する。「A110 Pure」から流用されるこのエンジンは、0-100km/h加速4.5秒、最高速度250km/hのパフォーマンスを誇ります。

しかし、この新型モデルはあくまでコンセプトであり、残念ながら現段階での市販化はないようです。

(APOLLO)

この記事の著者

APOLLO 近影

APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
続きを見る
閉じる