待望のフルチェンジを迎える新型「レオン」に、初のPHEVモデルが設定

■VWゴルフ新型と同じPHEVシステム搭載、EV走行は55kmに

VWグループ傘下であるセアトのハッチバック・新型「レオン」に、歴代初となるプラグインハイブリッドが設定されることが確定的となりました。

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セアト レオンPHEV 開発車両

レオンは1998年に初代が誕生、2005年には元アルファロメオのチーフデザイナーがデザインを手がけた2代目が発売、現行型である3代目は2012年から販売されており、いよいよフルモデルチェンジとなります。

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セアト レオンPHEV 開発車両

捉えたプロトタイプは、薄くシャープにつり上がるヘッドライトやスポーティな三角ライトが確認できます。さらにドアとボンネットには「ハイブリッド車」のイエローステッカーが貼られているのがわかります。

搭載されるPHEVシステムは新型ゴルフと同じシステムの可能性が高く、6速DSGと組み合わされる1.4リットルのターボチャージャー付きガソリンエンジン+電気モーターにより、最高出力201psを発揮、EV走行は34マイル(55km)と予想されています。

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セアト レオンPHEV 開発車両

高性能モデル「レオン CUPRA」(クプラ)でもPHEVが設定され、最高出力245psを発揮、0-100km/h加速は6秒半ばで、走り抜けます。そして頂点には「ゴルフR」から流用される2.0リットル直列4気筒ターボを搭載する「レオンクプラR」が君臨、最高出力は333psと噂されています。

レオンPHEVのワールドプレミアは、最速で3月のジュネーブモーターショーが予想されています。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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