■最高出力608ps・最大トルク800Nmを発揮、0-100km/h加速は3.5秒に
BMWのチューニングを専門に手掛けるアルピナが、「5シリーズ ツーリング」をベースとする「B5ビターボ ツーリング」改良型の開発テストを開始しました。
B5 ビターボ ツーリングは、BMWがV型10気筒エンジンを搭載した「E61」世代以降、同社が発売しない「非公式のM5ツーリング」と呼ばれています。現在BMWは「5シリーズ」ファミリーの改良型の開発に着手していますが、それにあわせて進化するようです。
捉えたプロトタイプは、フロント及びリアエンドをカモフラージュし、最も重要なエクステリアの更新が行われる箇所が隠されています。おそらく、「5シリーズ」改良型と同じスリムなヘッドライト、新グラフィックのLEDテールライト、そして少しワイドになるグリルが予想されます。
新設計された大口のエアインテーク、「Aplina」レタリング付きリップスポイラーを装備、よりアグレッシブなフロントバンパーが装着されるほか、鋭いサイドスカート、改良されたリアバンパーとクワッドエキゾーストシステム、同ブランドを象徴するアルピナホイールなどで完成されます。
アルピナはその控えめなルックスで知られていますが、フェイスリフトされたB5ビターボではより大胆エクステリアが見られそうです。
パワートレインは、4.4リットルV型8気筒ツインターボエンジンがキャリーオーバーされる可能性が高く、最高出力608ps・最大トルク800Nmを発揮しますが、パフォーマンスでは0-100km/h加速が3.7秒から3.5秒へ、最高速度が322km/hから330km/hへと進化、世界最速の量産型ワゴンになることが期待されています。
(APOLLO)