■メルセデス・ベンツ最長ボディに市販型ヘッドライトを装備、デビューは年内?
メルセデス・ベンツのフラッグシップセダン「Sクラス」をより贅沢にした新型「マイバッハSクラス」の最新プロトタイプをカメラが捉えました。
スウェーデン北部の市街地で撮影されたプロトタイプは、市販型ユニットを備えるヘッドライト、ドライバーが近づくと浮き上がるポップアップドアハンドルがついに露出したほか、テールライトのデザインもこれまでより見えてきています。
フロントエンドはカモフラージュされていますが、マイバッハの特徴である垂直スラットを持つグリルが装備されるはずです。
マイバッハSクラスは、クロスオーバーSUV「GLS」と「マイバッハGLS」の関係同様に、Sクラスとアーキテクチャを共有。Sクラスより7.9インチ(200mm)長い全長215インチ(5462mm)、ホイールベース132.5インチ(3365mm)は変更されないと予想されていますが、エンジンを前方に移動することによりキャビン内スペースが向上すると予想されています。
キャビン内では、大型のタッチスクリーン・インフォテインメントシステムやデジタルクラスタの搭載が濃厚です。またパワートレインは、6.0リットルV型12気筒ツインターボエンジンを搭載、最高出力630ps・最大トルク1000Nmが予想されます。
メルセデスベンツで最も豪華で高価なマイバッハSクラス新型のワールドプレミアは、2020年にSクラス新型が発表された後、2021年内に行われるはずです。
(APOLLO)