■円形ヘッドライトに四角いフード、トランスミッションにはMTも
フォードの歴史的オフロードモデル「ブロンコ」の復活が迫っていますが、その詳細が明らかになってきました。
ブロンコは1966年から1977年まで初代が生産された後、1978年には2代目が発売されました。1980年には「Fシリーズ」をベースとした3代目、1987には4代目が登場し、1992年には5代目へと継承されましたが、1996年を最後に生産終了となっています。
そして2017年、フォードは2020年にブロンコを復活させることを正式に発表。実に24年ぶりの再登場となります。
「Car & Driver」の最新レポートによると、全体的スタイリングは「ブロンコRプロトタイプ」を反映しており、ブロンコブランドのグリル、四角いフード、円形ヘッドライトなどスズキ『ジムニー』やジープを彷彿させるボクシーなデザインになるようです。
また、35インチのオールテレーンのスペアタイヤをリアにマウントし、2ドアと4ドアのバリエーションを設定。「ラングラー」同様に取り外し可能なハードトップを持つようです。
注目のパワートレインは、これまでの情報では2.3リットル直列4気筒「EcoBoost」エンジンを搭載、最高出力270ps・最大トルク420Nを発揮すると伝えられていましたが、最新情報では「F-150」と共有する2.7リットルV型6気筒ツインターボエンジンもラインアップされ、最高出力330ps・最大トルク542Nを発揮、トランスミッションはMTと10速ATになるといいます。
ワールドプレミアは、今春に予定されています。
(APOLLO)