■限定200台、100kg軽量化でコスパも良し
欧州トヨタは、2.0リットル直列4気筒エンジンを搭載する「GR Supra Fuji Speedway Edition」(GRスープラ 富士スピードウェイ・エディション)を発売することが明らかになりました。
現在欧州市場では、BMW製の3.0リットル直列6気筒ツインターボエンジン搭載モデルのみ発売されていますが、新たに最高出力258ps・最大トルク400Nmを発揮、標準で8速ATトランスミッションと組み合わされる、2.0リットル直列4気筒ターボチャージャーエンジン搭載モデルが設定されます。0-100km/h加速は5.2秒、最高速度は250km/h(リミッター作動)のパフォーマンスを誇ります。
直4エンジン搭載モデルは、6気筒モデルより100kg軽量で、理想的な50 : 50の前後重量バランスを確保、コスパも良いなど多数のメリットを生みます。主な装備は、18インチホイール、4スピーカーオーディオシステムを備える8.8インチインフォテイメント、及び黒いアルカンターラを標準装備したシートです。
安全装備では、ブレーキ機能付きプリクラッシュセーフティ、歩行者及びサイクリスト検出機能、アクティブステアリング付きレーンキープアシスト、道路標識アシスト、インテリジェントスピードアシストなどが標準装備されます。
また欧州限定装備として、内蔵ナビゲーションシステムおよびオンライン接続機能用コネクトパック、「アクティブディファレンシャル」「アダプティブバリアブルサスペンション」など、スポーツパックなど理想的なGRスープラを構築するためのオプションパッケージも用意されるといいます。
さらに、JBL製12スピーカーのプレミアムサウンドシステム、ヘッドアップディスプレイ、ワイヤレススマートフォンチャージャー、ブラックレザーシート、メモリ付きパワーシートなどプレミアムパックも準備されており、2020年3月から欧州にて限定200台で発売予定となっています。
(APOLLO)