■アウディTT風DRL装備! 最強「CS」は最大625ps発揮
BMWのミッドサイズ・セダン、「5シリーズ」のハードコアモデルとなる「M5セダン」改良新型をカメラが捉えました。
ニュルブルクリンクにある、BMWテスト施設に隣接するパーキングで捉えたプロトタイプは現行型と並べられており、その違いがよくわかります。
キドニーグリルは、「X7」や「7シリーズ」にならい大型化されており、異なる垂直スラットが装備されています。またヘッドライトは下部が水平に処理されグリル付近のディボット(えぐれた部分)を排除、スリムでスポーティなデザインに変更されており、アウディ「TT」やVW「ゴルフ」に似たLEDデイタイムランニングライトが見てとれます。
フロントバンパーには厳重にカモフラージュされていますが、コーナーエアインテークがシンプルなデザインに再設計されている可能性が高いようです。
パワートレインは、キャリーオーバーされると予想され、4.4リットルV型8気筒ツインターボエンジンを搭載、最高出力600ps・最大トルク750Nmを発揮します。さらに高性能モデル「M5コンペティション」では、最高出力617psを発揮、0-100km/h加速3.3秒のパフォーマンスを持ちます。
ハイライトは4.4リットルV型8気筒ツインターボエンジンを搭載、最高出力625ps・最大トルク750Nmを発揮する「M5 CS」の設定です。現在、フラッグシップセダン「7シリーズ」にMの設定はなく、M5 CSがBMW史上最強のセダンとなることは間違いないでしょう。
BMWは、ベースモデル「5シリーズ」改良型を2020年中にデビューさせると予想されており、順次「M5」「M5 CS」と公開予定です。
(APOLLO)