ジムニー・オーナーに向けたアイテムのラインナップを拡充するHKS、新作パーツを多数紹介【東京オートサロン2020】

●サイド出しのエキゾーストシステムや新しい車高調など、人気パーツが登場

HKSが新製品として東京オートサロンの場で紹介しているコーナーには、数多くのジムニーおよびジムニーシエラ用パーツが登場している。

オフローダーのジムニーとチューニングメーカーのHKS、馴染みの薄そうな両者だが、実はジムニー用のパワーブースターの販売が好調で、ジムニー・オーナーに向けたアイテムのラインナップが拡充中だという。

HKSの今年のニューパーツ
TAS2020に登場したHKSニューパーツ群

現在開発中としながらもサイド出しのエキゾーストシステム「LEGAMAX PREMIUM」が登場。専用設計でぬけの良さと静粛性を高次元で両立している。ここにはジムニーシエラ(JB74W)用が並べられているが、もちろんジムニー用もすぐにラインナップに追加されることとなるだろう。

ジムニーシエラJB74W用LEGAMAX PREMIUM
ジムニー用サイド出しのエキゾーストシステム

さらに新しい車高調も登場の予定だ。この場ではプロトタイプとして登場しているのがジムニー(JB64W)用の「HIPERMAX G+(Lift up)」だ。ローダウン仕様の足回りはすでにラインナップがあるが、ジムニーらしいスタイリングを実現するリフトアップ仕様の足回りとなる。

ジムニーJB64W用HIPERMAX G+(Lift up)
ジムニーを1インチリフトアップするストリート用ハイパーマックス

車高を1インチアップし、純正よりもレートアップしたスプリングと適正な減衰力にセットアップされた短答式のショックアブソーバーで舗装路の安定性を実現。30段減衰力調整機構を装備しコンフォートからスポーティま好みに合わせた調整も可能だ。

ゴリゴリのクロスカントリー仕様ではなくあくまでストリートユースに合わせたものとなる。HKSとしては、上げても下げてもしっかりした走りを提供するということで、リフトアップをしてもストリートを、キビキビ、そしてビシッと走る足となるようだ。

この記事の著者

青山 義明 近影

青山 義明

編集プロダクションを渡り歩くうちに、なんとなく身に着けたスキルで、4輪2輪関係なく写真を撮ったり原稿書いたり、たまに編集作業をしたりしてこの業界の片隅で生きてます。現在は愛知と神奈川の2拠点をベースに、ローカルレースや障がい者モータースポーツを中心に取材活動中。
日本モータースポーツ記者会所属。
続きを見る
閉じる