1億円オーバーの市販GT-Rも! 市販予測度付き、日産ブースで見ておくべきクルマ5台【東京オートサロン2020】

■400Rのスペシャルモデルからオーテックエルグランドまで

東京オートサロン2020の日産ブースをひとことでいうと、見ごたえたっぷり! 市販モデルからレース車両、そしてコンセプトカーまで興味深いたくさんの車両が展示されているのです。

ここでは、これからオートサロンに行く人や会場にいる人には「忘れずに見るべき」であり、会場に足を運ばない人にとっては「要注目」の車両5台を紹介しましょう。

1:妙に派手なスカイライン400R

昨年夏にマイナーチェンジしたスカイラインのナンバーワン人気グレードが、405psのV6ターボエンジンを搭載した超高性能グレード「400R」。それをベースにレーシーな雰囲気に仕立てたド派手なモデルが「SKYLINE 400R SPRINT CONCEPT」です。

レーシーなデザインのSKYLINE 400R SPRINT CONCEPT

フロントマスクはちょっとGT-Rっぽく仕立てたスポーティーなデザインの前後バンパーやリヤスポイラー、サイドステップ、そして20インチ鍛造ホイールを装着。さらにアメリカのミニカー「ホットウィール」のようなカラーリングに仕上げてドレスアップ。なんだか楽しい気分になってきます。

SKYLINE 400R SPRINT CONCEPTは大きなリヤスポイラーも装着

市販予測度:0%
鋭い突起があるエアロパーツの形状は、保安基準に適合させるのはちょっと難しそう。

2:妙にエレガントなスカイラインハイブリッド

こちらも新型スカイラインですが、先ほどの400Rと違ってラグジュアリーにカスタマイズ。ベースはハイブリッド。

SKYLINE DELUXE ADVANCED CONCEPT

ボディカラーはマットブラウンとマットシルバーでコーディネートし、リヤドアからCピラーにかけての塗り分けでイメージしたのはまさかの「サーフィンライン」なのだとか。インテリアも2トーンのレザーシートでシックな雰囲気です。

サーフィンラインが懐かしくて新しいSKYLINE DELUXE ADVANCED CONCEPT

市販予測度:10%
参考出品の扱いだけど、評判次第では市販も可能か?

この記事の著者

工藤貴宏 近影

工藤貴宏

1976年長野県生まれ。自動車雑誌編集部や編集プロダクションを経てフリーの自動車ライターとして独立。新車紹介、使い勝手やバイヤーズガイドを中心に雑誌やWEBに執筆している。現在の愛車はルノー・ルーテシアR.S.トロフィーとディーゼルエンジンのマツダCX-5。
AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。
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