1億円オーバーの市販GT-Rも! 市販予測度付き、日産ブースで見ておくべきクルマ5台【東京オートサロン2020】

3:ノーマルで筑波サーキット1分切りを実現したGT-Rの実車

昨年12月、雑誌「GT-Rマガジン」による筑波サーキット「コース2000」のタイムアタックで1分を切る周回タイムを実現したGT-R。同サーキットは1周が約2kmのテクニカルなコースで、1分10秒を切れば”速い”といわれるタイムです。この2020年モデルのGT-R NISMOは自動車ジャーナリストでもある五味康隆さんのタイムアタックで59秒712を記録。タイムは誰もが購入できる量産のノーマル車(タイヤ空気圧とアライメントのみ調整)としては歴代最速とのこと。

筑波サーキットで1分切りを実現したGT-R NISMO

市販予測度:100%
売っています。誰でも買えます(お金さえ積めば)

4:オーテックのエルグランド

プレミアムに仕立てた日産車としてシリーズ化されて大好評の「AUTECH」シリーズ。参考出品の「ELGRAND AUTECH CONCEPT」は、エルグランドをベースにスポーティなデザインのエクステリアと、専用のブルーのボディカラーをコーディネートした提案モデル。エレガントかつまとまりの良さはさすが。

AUTECH ELGRAND

市販予測度:99%
説明員によると「市販化を検討している段階。評判が良ければ市販化プロジェクトが動く可能性が高まります」とのこと。たぶん発売すると思います。

この記事の著者

工藤貴宏 近影

工藤貴宏

1976年長野県生まれ。自動車雑誌編集部や編集プロダクションを経てフリーの自動車ライターとして独立。新車紹介、使い勝手やバイヤーズガイドを中心に雑誌やWEBに執筆している。現在の愛車はルノー・ルーテシアR.S.トロフィーとディーゼルエンジンのマツダCX-5。
AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。
続きを見る
閉じる