■隠し玉はシティターボIIの再来を予感させるN-ONE RSの6速MT車!
東京オートサロン2020のホンダブースはマイナーチェンジを行うホンダシビックシリーズやS660の展示だけに留まりません。
ここで紹介するのはモデューロXです。ホンダの純正アクセサリーメーカー、ホンダアクセスが手掛けるカスタマイズカーのモデューロXは、すでに市販されているヴェゼルモデューロXをはじめ、2019年にマイナーチェンジしたフリードをベースにしたモデューロXコンセプト2020のほか、2月に発売予定の新型フィットをベースにしたモデューロXコンセプトを展示しています。
関係者によると、フリードモデューロXコンセプト2020の乗り味は前期型よりもさらに良くなった上、旋回性能も向上しているとのこと。発売が待ち遠しいです。
そして、ワンメイクレースも開催されている軽自動車のN-ONEは、2020年夏に発売される予定のスポーティモデルRSの6速MT車、N-ONEカフェレーサーコンセプトを発表。このモデルはかつてブルドッグと呼ばれて若者に支持されたシティターボIIの再来を予感させます。
2019年12月5日に受注を開始したNSXの2020年モデルも展示されていました。
NSXは2018年の改良の際、エキサイティングカラーシリーズとして「サーマルオレンジ・パール」が設定されました。2020年モデルにはその第2弾となる「インディイエロー・パールII」をボディカラーに追加。初代NSXに設定されていたインディイエロー・パールにインスピレーションを受けながら、クリアで鮮やかな発色へと進化しています。
また。悪路走行性能を高めたカスタマイズカー、CR-Vブラックエディション・カスタムコンセプト with THE CHECK SHOPも見逃せません。7人乗りのガソリン車をベースに20mmのフェンダーエクステンション、サイドアンダーバー、17インチのオフロード用タイヤ、そしてルーフラック&ルーフボックスを搭載しています。
軽自動車からミニバンまで幅広い車種ラインナップを設定するホンダは、すべてスポーティな味付けのカスタマイズカーを展示しています。
(萩原文博)