HKSは初公開となる3基のコンプリート・エンジンを出展【東京オートサロン2020】

●FA20、RB26、VR38…3基のエンジンをフルチューン!

東京オートサロン2020に出展しているHKS(エッチ・ケー・エス/西ホール)は、「FA20 2.2L」「RB26DETT 2.8L」「VR38DETT 4.3L」というオートサロン初公開となる3基のコンプリート・エンジンを出展した。

エッチ・ケー・エス
エッチ・ケー・エスTAS2020ブーズ
HKSコンプリート・エンジン
HKSコンプリート・エンジン

「FA20 2.2L」は過給機チューンを想定したFA20のコンプリートエンジン。コンロッド、ピストン、クランクを強化品にしたSTEP1(230万円)、ブロックをクローズドデッキに加工してコンロッドを削り出し強化品にしたSTEP2(330万円)、さらにシリンダーヘッドの剛性をアップしたSTEP3(予価426万円)という、仕様に応じて3つのステップを設定。

FA20 2.2L
FA20 2.2Lエンジン

「RB26DETT 2.8L STEP2(予価375万円)」はRB26DETT用2.8L HIGH RESPONSE KITを使って更なるレスポンスの向上を図るため、クランク角センサーと点火コイルまでパッケージにしたエンジン。そして「RB26DETT 2.8L HIGH RESPONSE(価格未定)」は「RB26DETT 2.8 L STEP2」を熟練したスタッフがN1ブロックに組みつけた、長く安心して使えるエンジンとなっている。

RB26DETT 2.8L
RB26DETT 2.8Lエンジン

「VR38DETT 4.3L(550万円)」は、メインベアリングキャップ部を強化しベアリング寿命を大幅に向上させたエンジン。「VR38DETT 4.3L STEP PRO」はその「VR38DETT用 4.3L KIT」を更に高トルクに対応できるようクランクとそしてメインベアリングキャップ部を強化したモデル(価格未定)。

HKS VR38 STEP PROクランク
HKS VR38 STEP PROクランク
VR38DETT 4.3L
VR38DETT 4.3Lエンジン

いずれも近日発売となる。

この記事の著者

青山 義明 近影

青山 義明

編集プロダクションを渡り歩くうちに、なんとなく身に着けたスキルで、4輪2輪関係なく写真を撮ったり原稿書いたり、たまに編集作業をしたりしてこの業界の片隅で生きてます。現在は愛知と神奈川の2拠点をベースに、ローカルレースや障がい者モータースポーツを中心に取材活動中。
日本モータースポーツ記者会所属。
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