■コンパクトSUV刷新の後、ミッドサイズSUVの反撃へ
レクサスは、全く新しいクロスオーバーSUVを計画していることがわかりました。
米「Automotive News」によると、かつてドイツのライバル達をリードしていた同ブランドは、現在クロスオーバーSUV市場において遅れをとっており、メルセデスベンツやBMWらに対し競争力のあるモデルを強化していくことが必至だといいます。
米国・メリーランド州、アナポリスのブランドディーラー評議会議長であり、同ブランドのフランチャイズ・ゼネラルマネージャー、ポール・ラロシェル氏は、Automotive Newsに対し、全く新しい7〜8人乗りのミッドサイズ・クロスオーバーSUVを計画していると語ったようです。ただし、発売時期に関しては言及していない模様です。
今後レクサスは、2020年にフラッグシップ・クロスオーバーSUV、「LX」の新型を投入するほか、2021年には、「LF-1 リミットレス」市販型の発売を計画していると予想されています。
新型LXのパワートレインは、システム合計出力480ps程度を発揮する2.5リットルV型6気筒ツインターボエンジン+電気モーターのハイブリットが予想されるほか、LF-1 リミットレス市販型では、「LS」から流用される3.5リットルV型6気筒エンジン、または3.5リットルV型6気筒+電気モーター「マルチステージハイブリット」が予想されています。
同ブランドでは、新型コンパクト・クロスオーバーSUV「UX」発売や、「RX」「NX」のテコ入れを終えたが、2020年以降からは手薄となっているミッドサイズ・クロスオーバーSUVでの逆襲がはじまりそうです。
(APOLLO)