新型アウディA3最強モデル「RS3」は、ドリフト機能付き4WDが進化

■開発車両がニュル高速テストを開始。最大450馬力・最大トルク500Nを発揮

アウディのコンパクト「A3」に設定される最強モデル「RS3」のプロトタイプが、ニュルブルクリンクで高速テストを開始しました。

アウディ RS3外観_005 アウディ RS3 次期型プロトタイプ

捉えた開発車両はワイドフェンダーを装着、新型ではドレッドが拡大されると予想されています。フロントエンドでは、再設計されたLEDデイタイムランニングライトを備えるヘッドライト、アグレッシブで大型のグリル、新デザインのコーナーエアインテークが見てとれるほか、足回りには、ロープロファイルタイヤ、大型ブレーキキャリパーを備えたフロントブレーキローターが装着されています。

リアエンドでは刷新されたテールライト、リアバンパー、極太ツインエキゾーストパイプ、ディフューザー、ルーフスポイラーなども確認できます。

アウディ RS3外観_008 アウディ RS3 次期型プロトタイプ

キャビン内は2020年3月にも登場予定の「A3」とデザインを共有。最新のMMIを搭載し、ダブレットスタイルのディスプレイがダッシュボードに統合されるでしょう。ただし、HVACコントロールが往来のノブとダイヤルになるのか、セカンドスクリーンに置き換えるのかは不明です。

アウディ RS3外観_002 アウディ RS3 次期型プロトタイプ

心臓部には、2.5リットル直列5気筒ガソリンターボエンジンを搭載、最高出力は420ps・最大トルク500Nmですが、パフォーマンスバージョンでは最大450psを発揮すると予想されています。

トランスミッションは7速DCTで、アップデートされたRWDドリフト機能付き4WD「クワトロ」を搭載します。ワールドプレミアだが、2020年3月に「A3」を公開した後、「S3」「RS3」と順次発表予定となりそうです。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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