■エクステリアを刷新。10.25インチインフォテイメントシステム搭載
BMWの5ドアハッチバック「6シリーズGT」の改良型プロトタイプをカメラが捉えました。
これまでで最もカモフラージュが軽い状態でキャッチした開発車両は、同社最新のワイドグリルを採用。再設計されたコーナーエアインテークの一部が見てとれるほか、新グラフィックのLEDデイタイムランニングライトも確認できます。
対してリアエンドはほとんど修正されておらず、今後着手されるか不明です。
キャビン内では、インフォテインメントシステムの更新に重点がおかれるとみられますが、最新の12.3インチ・デジタルインストルメントクラスタや、「8シリーズ」の10.25インチインフォテイメントシステムの搭載も予想されています。
パワートレインは、最高出力340psを発揮する3.0リットル直列6気筒ガソリンターボエンジンがキャリーオーバーされるほか、「745e」と共有する3.0リットル直列6気筒ガソリンターボエンジン+電気モーターのPHEVモデルの設定も期待できるでしょう。
6シリーズは1977年から販売されている伝統のモデルですが、ここ数年は販売が苦戦。現在では「GT」が唯一残っている6シリーズファミリーとなっており、これが最後のモデルとなる可能性さえ囁かれている状態です。
改良型のワールドプレミアは2020年春以降となりそうですが、その反撃に期待したいです。
(APOLLO)