■贅沢の極み。100万の刺繍ステッチでデコレーション、価格は2億円か
ロールスロイスは、車内にバラの刺繍が散りばめられたワンオフモデル「ローズ ファントム」を初公開しました。
手がけたのは、同社のパーソナル・カスタマイズプログラム「Bespoke Collective」」(ビスポーク・コレクティブ)です。これまでも顧客一人一人への思いを形にし、全てハンドメイドで制作される究極のワンオフを追い求めて制作されており、今回はストックホルムを拠点とする起業家に依頼されてのもののようです。
そのキャビン内を見ると、ヘッドライナー、ドア内張り、ダッシュボードなどにバラと蝶が散りばめられています。また「チャールズブルー」と名付けられた専用カラーレザーシートを採用しており、内張りと見事に融合しているのが印象的です。
実はこのバラは、英国ウエストサセックス州グッドウッドにある、ロールスロイス本社に咲くバラがモチーフになっているとのことで、依頼人のこだわりが深いことも伝わる作品とえいます。
エクステリアでは、ボディやホイールにチャールズブルーのアクセントが入っており、室内外に一体感を出すなどスキのない仕上がりとなっています。ロールスロイスでは、制作時間などについて言及していませんが、このローズファントムを「100万の刺繍ステッチで作られた、真の贅沢の聖域」と表現しており、価格も非公開ですが、1億円〜2億円とみられます。
(APOLLO)