■最高出力600ps以上、4.4リットルV8ツインターボ搭載
BMWのチューニングを専門とする独立会社「ALPINA」(アルピナ)が開発を進める高性能クロスオーバーSUV「XB7」を、これまでで最もカモフラージュが軽い状態でカメラが捉えました。
ニュルブルクリンクでキャッチしたプロトタイプは、ドアパネルやボンネット、リアエンド全体を隠していた偽装が剥がれ、テールライト、リアサイドウィンドウやヘッドライトのアウトラインなどが鮮明に確認できます。わずかに修正され、ドレスアップされたフロントエンド、クワッドエキゾーストシステムをインストールするリアバンパーなども見てとれます。
この開発車両にはアルピナ「マルチスポークホイール」が装備されていませんが、希望する顧客は確実に利用できるはずです。
X7のパワートレインは、最高出力265psを発揮する3.0リツトル直列6気筒ディーゼルターボ、最高出力340psを発揮する3.0リットル直列6気筒ガソリンターボ、最高出力460psを発揮する4.4リットルV型8気筒ガソリンターボ、そして頂点には最高出力530psを発揮する4.4リットルV型8気筒ガソリンツインターボ「XX7 M50i」がラインアップされています。
対してXB7では、最高出力600ps以上・最大トルク800Nmを発揮する4.4リットルV型8気筒ツインターボガソリンエンジンの搭載が予想されています。室内では、ハイエンドレザーやウッドトリムなどの高品質素材が惜しみなく採用され、ベースとなる「X7」より豪華な仕上がりが見られるでしょう。
XB7のワールドプレミアは2020年内が有力ですが、BMWは「X7 M」を開発中と噂されており、その場合は最大のライバルとなりそうです。
(APOLLO)