■510psを発揮するスーパークーペ、巨大グリルも確定か
BMWのスポーツクーペ「4シリーズ クーペ」に設定される最強モデル「M4クーペ」の市販型プロトタイプを、カメラが初めて捉えました。
初代4シリーズは「3シリーズ クーペ」後継モデルとして2013年に発売。現在第2世代ファミリーが開発中で、これまでベースモデルや「M4カブリオレ」を捕捉していましたが、クーペは初となります。
キャリアカーで輸送中を捉えたプロトタイプは、M4カブリオレ開発車両から一気に進化。生産型ボディをまとい、初めてハーフカップ型LEDデイタイムランニングライトを備える市販型ヘッドライトが装着されたほか、波打つグラフィックのテールライトの一部も確認できます。
新型では「コンセプト4」同様の巨大ラジエーターグリルが注目されますが、テスト車両ではバンパー下部に大型のグリルが組み込まれていることが確認できるものの、上部グリルパネルに接続されているかは不明です。
キャビン内の一部を写した画像では、よりスポーティなステアリングホイール、赤いステッチをアクセントにしたスポーツシートなどが見てとれます。
パワートレインは、『M3 セダン』と共有する同社の3.0リットル直列6気筒「S58」エンジンを搭載予定です。最高出力は510ps・最大トルクは598Nmを発揮します。駆動方式はFRを基本に、全輪駆動「xDrive」がオプション設定されることが濃厚といえるでしょう。
M4クーペのワールドプレミアは2020年半ばと見られ、その後カブリオレの登場が予想されます。
(APOLLO)