■ミニバン向けの「Playz PX-RVⅡ」を設定
ブリヂストンは、「Playz(プレイズ)」ブランドの新商品「Playz PXⅡ」「Playz PX-RVⅡ」を2020年2月から発売すると発表しました。「Playz PX-RVⅡ」はミニバンの特性が考慮されて設計されたミニバン専用パターンです。両パターンの発売サイズは、14〜20インチの全71サイズ。
「疲れにくいという安全性能」を掲げるブリヂストン。ドライバーは、路面の段差や凹凸などの影響を受けて無意識に微細なハンドル操作を行っているワケです。同社では、こうした操作がドライバーにストレスを蓄積させ、疲れの一因になっているとして「プレイズ」のキャッチフレーズに、「疲れにくいという安全性能」を掲げています。
「プレイズ」ブランドは、タイヤのイン側とアウト側のサイド部を異なる形状とする同社独自技術「非対称形状」を搭載することで、ハンドルのふらつきを抑制。こうした技術により「疲れにくい」を実現し、ドライバーのさらなる安全、安心に貢献するとしています。
今回、発売される「Playz PXⅡシリーズ」は、従来品でも好評価を得ていたという、ウェット性能をさらに進化。一般的にタイヤは、摩耗すると溝による排水性が弱まり、特にウェット性能が大きく低下します。この点に着目し、「シリカ配合ウェット重視ゴム」と、同社の独自技術「ULTIMAT EYE(アルティメット アイ)」を使った接地形状の適正化により、溝に頼らないウェット性能の強化を実現したそうです。
これにより、「Playz PXⅡシリーズ」は、新品時のウェットブレーキを従来品比5%短縮しただけでなく、摩耗によるウェット性能の低下を抑制することに成功したとしています。また、ゴムとトレッドパタンの最適化により、摩耗寿命を従来品と比べて11%向上させ、雨の日の安全運転をサポート。
メーカー希望小売価格は、「Playz PXⅡ」が11,550円〜53,240円(税込)、「Playz PX-RVⅡ」が19,140円〜65,010円です。
(塚田勝弘)