ルノー、Bセグメントの新型クロスオーバーSUVを開発中。プロトタイプをキャッチ!

■武器は全輪駆動。日産のE-Tech技術を融合したPHEVを設定へ

ルノー「クリオ」の擬装をしたプロトタイプを発見しました。前世代のボディですが、ルノーが新たにBセグメントに投入する新型のクロスオーバーSUVだといいます。

ルノー SUV外観_001
ルノー 新型SUV テストミュール

捉えたテスト車両はボディをリフトアップし、ヘッドライトとバンパーのつなぎ目、フェンダー、テールライト周辺の処理に違和感があるなど、新型モデルのテストミュールと確認できます。情報によると、同ブランドのクロスオーバーSUV「キャプチャー」と同サイズのモデルで、キャプチャーのFWDに対し(ロシア仕様はAWD)全輪駆動を特徴とするSUVのようです。

ルノー SUV外観_009
ルノー 新型SUV テストミュール

まだ名前も決まっていませんが、「CFM-B」プラットフォームをキャプチャーと共有することが決まっているようで、これはハイブリットやEVなどの電動化に対応することを意味しています。

恐らく、新型クリオやキャプチャー次期型同様に、日産が開発した1.6リットルガソリンエンジンとルノーグループが開発した「E-Tech」技術を融合したPHEVが設定される可能性が高く、電気走行は31マイル(50キロメートル)が予想されています。ただし、このプロトタイプは、コンパクトなターボチャージャー・エンジンを搭載しています。

ルノー SUV外観_005
ルノー 新型SUV テストミュール

スペインのバリャドリッドにあるルノー工場のボス、ラファエル・バスケス氏は、この工場で新型キャプチャーおよび新型BセグメントSUVを生産すると発表しており、キャプチャーが年内に発表された後、2020年後半に登場が期待できそうです。

(APOLLO)

この記事の著者

APOLLO 近影

APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
続きを見る
閉じる