コースレコード更新連発!GT300チャンピオンがトップタイムでテストを終える【スーパーフォーミュラ合同テスト】

●来シーズンのレコード更新が早くも楽しみに

鈴鹿サーキットで行われたスーパーフォーミュラ合同テスト。2日目となる5日も、20台のマシン、22名のドライバーがテストに臨みました。

朝から厚い雲が空を覆い、前日よりも冷たい風が吹き付ける中、8時50分から2時間の予定で午前のセッションがスタート。

途中計時システムの確認作業などで計4回の赤旗提示となる中、今シーズンGT300ルーキーながら見事シリーズチャンピオンを獲得した福住仁嶺選手が、スーパーフォーミュラの鈴鹿サーキットでのコースレコード1’35.907を大きく上回る1’35.190をマークします。このセッションでは福住選手のチームメイトである山本尚貴選手も2番手タイムとなる1’35.260をマークし、TEAM DANDELION RACINGがワンツーとなりました。

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テスト2日目、午前のセッションでコースレコードを更新した福住選手

また、注目のルーキー、ユーリ・ヴィップス選手も僅差となる1’35.342をマークしたほか、同じくルーキーの大湯都史樹選手や野尻智紀選手、そして新規参入チームとなるThreeBond Drago CORSEからエントリーした松下信治選手の6名が、レコードタイムを上回るタイムを記録して午前のセッションを終えました。

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1日目のトップタイムを出したヴィップス選手は2日目午前にコースレコードを更新するも3番手タイム

そしてこのテスト最後のセッションとなった午後の走行は1時20分に2時間20分の予定でスタート、タイム更新に期待は膨らみます。ところがセッション開始30分を経過した頃からポツポツと雨が振りはじめ、西コースを中心に路面は次第にウェットコンディションに。各チーム天候と路面コンディションの回復を待ちましたがその願いは叶わず、午前のセッションでのタイムがこの日のベストタイムとなりました。

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午後は降雨のためタイム更新はならず

最終的には初日を含む全てのセッションが赤旗によるセッション終了となり、そのタイミングで予選シミュレーションを予定していたチームやドライバーにとっては不完全燃焼となってしまった今回の合同テストでした。

とはいえ、昨年の同じ時期に行われたSF14での合同テストと比較しても、まだまだマシンセッティングの煮詰まっていないSF19でコースレコードが複数のドライバーによって更新された事は、SF19のポテンシャルの高さを証明する絶好の機会になったのではないでしょうか。早くも来シーズンの開幕戦でコースレコード更新があるのかどうか、いまからワクワクが止まりません!

(H@ty)

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