スバル・BRZの開発車両の正体とは!? アルピーヌA110やロードスターを従えてニュルに出現

■改良型とも噂されるプロトタイプ、走りに特化したスペシャルモデルの可能性も

スバル・BRZに擬装をほどこしたプロトタイプが、ニュルブルクリンク・ノルドシュライフェ周辺に出現しました。

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スバル BRZ謎の開発車両

アルピーヌ「A110」とマツダ「NDロードスター」を従え現れた開発車両は、トヨタ「86」から流用したと見られるヘッドライト、バンパー、大型エアインテーク、リップスポイラー、さらに水平のリアディフューザーを装備しています。

これらの部分が再設計される可能性もありますが、注目はスプリットを備えるフロントフェンダー後部のエアアウトレットです。ブレーキ強化などが予想され、このプロトタイプが改良型、あるいは走りに特化したスペシャル版の可能性もあるという情報が入ってきています。

スバル BRZ外観_011
スバル BRZ謎の開発車両

従えるアルピーヌ A110は、1.8リットル直列4気ターボが搭載され、最高出力249psを発揮します。一方BRZの現行型パワートレインは、「FA20型」2.0リットルDOHC水平対向4気筒エンジンを搭載し、6速MTでは最高出力207ps、最大トルク211Nmを発揮。走りを強化したスペシャル版の場合、出力&トルクが向上する可能性は高いと予想されます。

BRZ改良型、あるいはスペシャル版の登場は2020年秋ごろとなりそうです。

(APOLLO)

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APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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