■デビューは2020年初頭…アルピーヌA110のパワートレイン搭載
ルノーのミニバン、『エスパス』改良新型、最新のプロトタイプをカメラが捉えました。
エスパスは欧州初のミニバンとして1984年にデビュー。時代を超越したそのデザインから注目を集めベストセラーとなりました。1991年に登場した第二世代では、シャシーをキャリーオーバーするもボディを拡大し、使い勝手が高められました。1997年の3代目では、ホイールベースを延長した「グラン・エスパス」も登場、5代目となる現行モデルは2015年に発売されています。
改良新型でも、ルノー日産の「CMF-CD」プラットフォームが引き継がれますが、前後デザインが刷新されるようです。以前のプロトタイプには、C型のLEDデイタイムランニングライトを装備していましたが、最新プロトタイプでは、異なるグラフィックが見てとれます。おそらくこれが市販型となりそうです。
フロントグリルや、サイドエアインテークを含むバンパーは開発途中で詳細は不明ですが、再設計されることは間違いないでしょう。またテールライトのグラフィックもリフレッシュされる可能性が高いと思われます。
パワートレインは、アルピーヌ「A110」が搭載するルノー日産アライアンス製の1.8リットル直列4気筒ガソリンターボを搭載。最高出力は225psを発揮します。また最高出力160psを発揮する1.6リットルdCiディーゼルターボ、最高出力200psを発揮する2.0リットルdCiディーゼルターボのラインアップも予想されています。
コックピットには、最新のインフォテイメントシステムし、大型タッチスクリーンは引き続き採用されるはずです。改良新型のデビューは2020年初頭と予想されます。
(APOLLO)