■市販型車名は「iX5」で決まりか? 「ポリゴナル・ステアリングホイール」も確認
BWWが「iNEXT」として開発を進めているフラッグシップEVクロスオーバーSUVの市販型プロトタイプをカメラが捉えました。またコックピットも初めて撮影に成功しました。
ダッシュボードの多くを占めているのは、エンターテイメントシステム、ナビゲーション、および空調コントロールを収容する曲線ディスプレイです。新開発されたこのデジタルコックピットは情報表示とコントローラーに分け、直感的なタッチコントロール性が高められています。そのほか、多角形の幾何学デザイン「ポリゴナル・ステアリングホイール」の市販型も装備、自動と手動運転を切り替えられる最適な形状とされています。
また往来のギアシフターはなく、代わりに小さなスイッチコントローラーらしきものが見てとれます。ただし、最終市販型にどう反映されるか不明です。外観ではドアノブにも注目して欲しいです。テスラとメルセデスベンツでは、ドアノブが飛び出すポップアップ式を採用していますが、BMWでは内部に電子スイッチを備えた小さなタイプを採用、「4シリーズ グランクーペ」新型でも装備される予定です。
EVパワートレインには「eDrive」の最新バージョンを搭載、1回の充電での航続は450マイル(724km)を目指しており、0-100km/h加速は4秒というハイパフォーマンスを発揮するといいます。
市販型の車名は「iX5」が有力とされており、2021年に発売が期待できそうです。
(APOLLO)