1.0L直列3気筒ターボでも走りは元気いっぱい!! 4WDの選択肢はアリか?【ダイハツ・ロッキー/トヨタ・ライズ試乗記】

■元気な走りで、登坂路でも周囲の流れをリードできる

ダイハツ・ロッキー/トヨタ・ライズの走りで最も驚かされたのは、「1KR-VET」型の1.0L直列3気筒ターボの元気な走り。最高出力98ps/6000rpm、最大トルク140Nm/2400-4000rpmというエンジンスペックは、驚くような数値ではありませんが、車両重量が980〜1050kgに収まっているのが大きく、軽いボディを低速域から力強く加速させていきます。試乗ステージは、勾配も多い郊外路で、大小様々なコーナーもあり、シーンを問わず軽快な走りを披露してくれます。

トヨタ ライズ
トヨタ・ライズの走り

なお、軽スーパーハイトワゴンのダイハツ・タントは、880〜1000kgで、売れ筋グレードは900kg超。2WDで比べると、70〜80kg程度と少し重めの成人男性1人分くらいの差しかありませんから、1.0Lターボで活発な走りが得られるのは当然かもしれません。

ダイハツ ロッキー
両車は、簡単にいえば「バッジ違い」のため、走りのテイストは同一
ダイハツ ロッキー
エンジンは1.0L直列3気筒ターボのみ

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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