2020年ウィンターテストがスタート。第1弾はアウディ・Q5

■アウディ・Q5が大幅改良へ。新ヘッドライト見えた!

新型プロトタイプが集結する、スカンジナビアの2020年ウィンターシーズンが始まりました。

アウディ Q5外観_004
アウディ Q5 改良新型プロトタイプ

その第一号となったのは、アウディのミドルクラス・クロスオーバーSUV「Q5」の改良型です。Q5は2017年に現行モデルである2代目が発売されたばかりですが、昨年からすでにミッドサイクルリフレッシュを準備しています。

アウディ Q5外観_011
アウディ Q5 改良新型プロトタイプ

捉えた開発車両は、フロントとリアエンド、サイドスカートなどをカモフラージュ。ワイド化されたメッシュグリル、再設計されたコーナーエアインテークやテールライトが見てとれるほか、ポンプアップされたスキッドプレートを装備し、ヘッドライトには内部にストレーキ(金属のフィン)が走る新グラフィックが確認できます。そのほか、ホイールアーチやサイドスカートもリフレッシュの対象となるはずです。

パワーユニットには、2.0リットル直列4気筒ディーゼルターボエンジン/ガソリンターボエンジンのほか、最高出力300psを発揮する3.0リットルV型6気筒ガソリン+電気モーターの「50 TFSI e」、最高出力362psを発揮する「55 TFSI e」などプラグインハイブリッドがキャリオーバーされる見込みですが、新エンジン追加も噂されています。

アウディ Q5外観_012
アウディ Q5 改良新型プロトタイプ

室内には現行モデルの8.3インチ高解像度タッチスクリーンが10.1インチへと拡大される可能性があります。またMIMIインフォテイメントシステムのソフトウェアのアップデートやトリムカラーの見直しもされるでしょう。

世界デビューは、2020年内となりそうです。

(APOLLO)

この記事の著者

APOLLO 近影

APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
続きを見る
閉じる