ダニール・クビアトがSUPER GT車両NSX-GT初挑戦! 伊沢選手がダッシュでマシンに駆け寄った理由とは?【HRTD】

■SUPER GT Honda Grand Prix(12:35~13:05)

さぁ「Honda Racing THANKS DAY(以下HRTD)ダニール・クビアト追っかけ記」もイベント後半となりました。

SUPER GT GT500クラスに参戦する5チームによるエキシビジョンレース「SUPER GT Honda Grand Prix」では、なんと佐藤琢磨選手とチームメイトになりSUPER GT車両NSX-GTで挑戦です。

GTマシンをドライブするのもドライバー交代があるのも全てが初体験だらけで、見ているだけなのに私までドキドキ……。

ホンダサンクスデー
佐藤選手とクビアトがドライブした、NSX-GT。

いよいよエキシビジョンレースがスタート! クビアトはセカンドドライバーだったのですが、佐藤選手と交代しマシンに乗り込むも、なかなかスタートしません。どうしたのか心配していると、スタッフがマシンを押してピットロードを進んでいきます。

その様子を見ていたARTAの伊沢拓也選手がマシンに近づき、操作方法を伝授!どうやらファーストギアを見つけられなかったようです(汗)。伊沢選手のファインプレーもあり、無事にコースに走り出すことができました。良かったー!!

ホンダサンクスデー
ドライバー交代も初挑戦!
ホンダサンクスデー
スタッフに押してもらうクビアト。頑張れ~!

プチハプニングがあったものの、無事走行終了!残念ながら6台中6位という結果になってしまいましたが、走行後「全く初めてのことだらけだったけど、楽しかったよ」と興奮気味に話していました。

何年か前のHRTDでバトンが初めてGTマシンに乗りそこからハマってGTドライバーにまでなったので、「将来クビアトも!?」とついつい期待しちゃいますね(笑)。

ホンダサンクスデー
佐藤選手とクビアトのドリームチームが見れるのも、このイベントならでは!
ホンダサンクスデー
走行前、SUPER GTの大先輩山本尚貴選手にアドバイスを受ける場面も。
ホンダサンクスデー
「SUPER GTじゃない話してるでしょ!?」とつっこみたくなるほど、良い笑顔(笑)。

■ファンゾーン(13:45~13:55)

そして個人的に良いなと思ったプログラムが「ファンゾーン」。今年から新たにできた試みで、トークショーが行われたHRTDステージ前にファンとドライバー、ライダーが触れ合うことのできるエリアができたのです!

しかもどのドライバーがいつやってくるのかスケジュールが告知されていたため、その時間前に待機していればOKというのもありがたい。いつやってくるか分からない中、長時間待つというほど辛いものはありませんからね……。

ホンダサンクスデー
誰よりも多くサインをしていたクビアト。

もちろん、ファンゾーンにクビアトも登場! こちらにもたくさんのお客さんが詰めかけましたが、一人でも多くサインしようと誰よりも一生懸命で、あげくにはスタッフさんから「時間ないよ」と注意されてしまうほどでした。

普段なかなかファンと接する機会がないからこそ、感謝の気持ちを100%あらわしてくれているのだなと感じました。

ホンダサンクスデー
め、め、目の前にクビアトが~!

■Honda Racing 60th Anniversary(14:45~15:10)

つかの間(と言っても約1時間)の休憩後はHonda Racing 60周年を記念し、佐藤選手が伝説のF1マシン、マクラーレンホンダMP4/4(1988年)をドライブした「Honda Racing 60th Anniversary」へ。クビアトはシーズン途中ということもありF1マシンでの走行はなかったですが、新旧F1マシンの違いについてコメントしていましたよ。

こちらも写真を撮ることができなかったので、オフショットでご勘弁を。

ホンダサンクスデー
終始リラックスモードだったクビアト。

■フィナーレ(16:00~16:15)

参加マシンが一斉にエンジン音を響かせる感動のフィナーレにも、もちろん登場!と、ここでちょっと可愛い一面を見せてくれました。

フィナーレの最後に華やかに舞う銀色のキラキラテープ。すると、お客さんに向かって手を振るクビアトの指のすきまに吸い込まれていくではありませんか! これにはクビアトもびっくりで、隣にいる佐藤選手に思わず伝えちゃうほど。よっぽど面白かったのか、ニヤニヤしながらしばらくそのままにしていたのが可愛い(笑)。

ホンダサンクスデー
それにしてもクビアトさん、手がキレイじゃありませんか!?
ホンダサンクスデー
おや?と異変に気付くクビアト。

■Honda Racingライダー・ドライバーサイン会(16:25~17:00)

フィナーレが終ったら終了!ではなく最後の大仕事、サイン会が待っています。

ここでもクビアトは神対応で、ファンの言葉にしっかりと耳をかたむけたり、一人一人しっかり目を見てサインをしている姿が印象的でした(中にはおしゃべりしながら流れ作業的にサインする人もいるんです)。

ホンダサンクスデー
サイン会は2グループに分かれて行われました。
ホンダサンクスデー
全員参加できるのでなく、抽選式。クビアト大ファンの妹のため!と思い参加してみましたが、外れ(涙)。
ホンダサンクスデー
サイン会中のクビアト。
ホンダサンクスデー
事前に配布される大きな色紙にサインを貰えるんです!これは家宝!!

これにてクビアトの追っかけは終了! 改めて振り返ってみると、かなりのハードスケジュールをこなしてくれていたんですね(汗)。

ダニール、シーズン中にも関わらずHRTDのために日本に来てくれて、そしてたくさんのファンを笑顔にしてくれてありがとう!

ホンダサンクスデー
Thanky you, Daniil!

(写真:H@ty、yuri/文:yuri)

【関連記事】

2日間で地球1周!? ダニール・クビアトがトークショーに登場【HRTD】
https://clicccar.com/2019/11/19/926851/

ダニール・クビアトがカート大会初参戦! 全日本トライアル選手権チャンピオン小川友幸選手とペアを組んだ結果は?【HRTD】
https://clicccar.com/2019/11/22/931906/

この記事の著者

yuri 近影

yuri

2006年のF1日本GPを観に行ってから、どっぷりF1&ジェンソン・バトンにはまってしまったF1女子。F1が大好きですが、車の運転は下手(小林編集長お墨付き)、メカニズムも苦手、だけどドライバーの知識と愛だけは自信あり! もっと気軽にF1を楽しんでもらいたい、好きになってもらいたいという気持ちで執筆活動をしています。
趣味はバトンの追っかけと、F1海外観戦。現在は新米ママとして子育てに奮闘しながら、のんびり記事を更新中。あたたかーい目で見守っていただけると嬉しいです。
続きを見る
閉じる