ベースはインフィニティ G37!? 1250馬力のハイパーカー「ノートリアス」、世界初公開

■限定100台、価格はなんと700万円と驚異のコストパフォーマンス

先日UAE(アラブ首長国連邦)のハイパーカー「Drakuma」を紹介しましたが、新たに中東レバノンを拠点とする新興企業「Zedro Motors」(ゼドロ モータース)が新型モデル「Notorious」(ノートリアス)をワールドプレミアしました。

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ゼルダ ノートリアス ハイパーカー

なんと言っても驚きは、この車が日産のミッドサイズ2ドアクーペ、「インフィニティG37」をベースに制作されている点です。しかしその面影は一切なく、鋭く切れ上がるヘッドライト、アグレッシブな立体エアインテーク、ボンネットにはエアバルジを備えています。

ボディにはグラスファイバーやカーボンファイバーを多用、顧客はインテリア素材からホイール、ヘッドライト、テールライトまで自由にカスタムできるというから凄い。

ゼルダ ノートリアス外観_005
ゼルダ ノートリアス ハイパーカー

パワートレインは、インフィニティ「G37」から流用されるV型6気筒ツインターボエンジンを搭載、ブーストアップされ最高出力は1,250psまで高められています。ラインアップには0-100km/h加速5.2秒のスターターモデル、及び0-100km/h加速3.4秒のレンジトッピングモデルが用意されます。

限定生産100台で、5台がすでに販売されているといいますが、その価格は65,000USドル(約700万円)からと、1億円が当たり前のハイパーカーとして類を見ない低価格に設定されています。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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