■ボクシースタイルが強烈なインパクトの開発車両
フォードが開発しているとみられる、新型クロスオーバーSUVプロトタイプをカメラが初めて捉えました。
かねてから噂のあったこの新型SUVは「エスケープ」とプラットフォームを共有。「ベイビー ブロンコ」とも伝えられており、その車名として「アドベンチャー」や「ブロンコ スポーツ」が有力候補として上がっているようです。
キャッチしたプロトタイプは、かなりボクシーなボディスタイルがみてとれますが、だまされてはいけません。ルーフをはじめ、ボンネットフード、前後バンパーなど全体を偽装パネルでカモフラージュしており、リアウィンドウも完全なフェイクです。唯一わかるのは、円形のラップアラウンド・ヘッドライトの一部です。
また今回は初めてそのキャビン内の撮影にも成功しました。布で覆われているため、ディテールは不明ですが、「エスケープ」2020年型と共有するとみられるレザーラップステアリングホイールがみてとれます。またデジタルクラスタらしきものも確認できるほか、6,500rpmのレッドラインを持つタコメーター、その下には温度表示とギアインジケーターを備えているようです。
パワートレインは、エスケープから流用される最高出力180hp・最大トルク240Nmを発揮する1.5リットル直列3気筒EcoBoostエンジン、及び最高出力250hp・最大トルク372Nmを発揮する2.0リットル直列4気筒EcoBoostエンジンのラインアットが予想されます。
フォードが販売していた「ブロンコ」は1966年に初代が誕生、その後1992年に5代目が登場し、1996年まで販売されていたが生産終了となっていました。しかし2017年のデトロイトモーターショーにて、2020年にブロンコを復活させることを正式発表しています。
ワールドプレミアは、2020年1月のデトロイトモーターショーが有力で、復活するブロンコと同時公開される可能性があるようです。
(APOLLO)