■嗚呼! ロードスタークラッシュ恐怖症になる!?
●荒治療でメディア対抗ロードスター4時間耐久レースに参戦しちゃった!
皆さま、ご無沙汰しております。自動車ライターの伊藤梓です。前回の更新からだいぶ間が空いてしまい、大変申し訳ありませんでした!
以前もちょっとお伝えしましたが、ロードスターでの人生初クラッシュが精神的にも金銭的にも長く尾を引きまして…。正直「もうサーキット走るのはやめようかな」と思ったときもありました。
私がクラッシュしたのは、筑波サーキットの1コーナー出口。クルマが曲がり切っていないのに早くアクセルを開けすぎたかな?と思った記憶はあるのですが、その後はもうガードレールが目の前に来ていて、あっという間にクラッシュ。その後もパニックになっていたので、細かい記憶がない…。せめて自分がクラッシュした原因を理解できているなら対策のしようがあるかもしれませんが、それが分からない状態でまたサーキットに出て行くのはなかなか勇気が出ませんでした。
しかもクルマの修理代も私にとってはものすごい大金だったので、もし万が一、もう一度クラッシュしたらロードスターを降りなければいけないかもしれない…。そんな考えがぐるぐると頭を巡って、結局そのまま1年ほどサーキットから足が遠のいてしまっていました。
そんな私がまたサーキットへ戻ることができたのは、実はある意味、荒療治。なんと毎年筑波サーキットで行われる『メディア対抗ロードスター4時間耐久レース』に出ることになってしまったのです。
私はフリーランスになってから様々な仕事をしているのですが、The Motor WeeklyというFM横浜のラジオ番組MCも担当するようになりまして、そのThe Motor Weeklyチームメンバーが足りないのでぜひ出て欲しいと…。さすがに断るわけにもいかないし、でもその前にクラッシュ恐怖症(?)を直さなきゃいけないし、うわあー!となりながら、とりあえず無理やりサーキットに行って、のろのろと走るところからまた再出発したという次第です…。この話はまた改めて詳しくお伝えできればと思います。
ということで、多少荒療治ではありましたが、私とロードスターとの日々がまた動き出しました。平々凡々とロードスターとのんびりライフを送ろうと思っていたのですが、「まだまだ成長しなきゃだめだよ!」とロードスターに言われているような気がしています。
ということで、これからもまた私とロードスターの物語をお伝えしていこうと思います。懲りずにお付き合いいただければ幸いです!
(文・イラスト:伊藤 梓)