■ボディタイプは2タイプ、「110」にはレザー&3列シート仕様も設定
予約開始からわずか4日間で完売した新型「DEFENDER(ディフェンダー)」の日本ローンチエディション。
2019年11月18日から、先行予約モデル第2弾として「DEFENDER 90 STARTUP EDITION」と「DEFENDER 110 STARTUP EDITION」の受付が開始されました。先行予約モデル第1弾「DEFENDER LAUNCH EDITION」が大好評だったため、新たに用意したものだそう。
用意されるボディタイプは2種類。3ドアの「90」(コイルサスペンション)と5ドアの「110」(エアサスペンション)で、ランドローバーが新たに極限環境向けに開発した「D7x」アーキテクチャーが採用されています。なお、「110」のレザーシート車は3列仕様です。
ボディ構造は、ジャガーランドローバーが得意とする軽量アルミニウム製のモノコックで、ランドローバー史上最も頑丈なボディ構造になっているそう。なお、従来のラダーフレーム構造と比較して約3倍のねじり剛性を確保したとしています。
搭載されるエンジンは、最高出力300PS/最大トルク400Nmの2.0L直列4気筒INGENIUM(インジニウム)ガソリンエンジンで、駆動方式はパーマネントAWD (全輪駆動)、ツインスピード・オートマチック・ギアボックスが組み合わされます。また、センターディファレンシャルなど、あらゆる環境で優れたパフォーマンスを発揮するために必要な機能を装備されていて、ディフェンダーの名にふさわしい悪路走破性を確保しているそう。
ボディシェイプは、前後ともに短いオーバーハングが目を惹き、専用の直立フォルムをはじめ、ルーフ後方に取り付けられた「アルパインライト」ウィンドウ、横開き式のテールゲート、外付けスペアタイヤなど、オリジナルの特徴を新たな形で取り入れ、ひと目でディフェンダーとわかるものになっています。
さらに、ルーフレールはオプション設定で、レザーシート搭載モデルには、ボディカラーに、ボディを引っ掻き傷や石はね、さらには紫外線からも守るサテンプロテクティブフィルム仕様のパンゲアグリーンが用意されます。
シート素材は、ファブリックと高級感あふれる上質なグレインレザーを用意。機能面では、新型イヴォークにも搭載されている「ClearSightグラウンドビュー」が採用されています。通常ボンネットで隠れていて見えない前輪のすぐ前方エリアの映像を、車内中央のタッチスクリーンに表示し、フロント下180度の視覚を確保する視界拡張機能。
ほかにも、最新インフォテインメント・システム「Pivi Pro」の初採用やより直観的なインターフェースに加え、ソフトウェアアップデート(Software-Over-The-Air(SOTA))で、場所や時間にとらわれることなくソフトウェアを最新の状態にできるようになっています。安全装備では、エマージェンシーブレーキやレーンキープアシストなどのドライバー支援システムが用意されています。
DEFENDER 90の価格帯は、4,912,000円〜6,809,000円。DEFENDER 110は、5,967,000円〜6,191,000円。DEFENDER 110のレザー&3列シート仕様が7,451,000円〜8,101,000円となっています。※写真には日本導入記念モデルと異なるものも含まれています。
(塚田勝弘)