2019年11月14日、マツダ・ロードスター(ソフトトップ)、マツダ・ロードスターRF(リトラクタブルハードトップ)が一部改良され、同時に特別仕様車の「SILVER TOP(シルバー・トップ)」が設定され、同日から予約受付を開始し、12月5日に発売されます。
今回の一部改良は、4代目のコンセプトである「人生を楽しもうー“Joy of the Moment, Joy of Life”」をさらに深めることを目指したそうで、ボディカラーに新世代商品「MAZDA3」から採用されている「ポリメタルグレーメタリック」が追加されています。
この外装色は、金属の硬質感と樹脂特有の滑らかな艶感を融合。ボディを流れる光の移ろいで刻々と変わる陰影の表情が、これまでのボディカラーとは異なる個性を演出します。また、ステッチカラーが従来の赤から明るいグレーに変更されるなど、より上質な内外装の組み合わせにアップデートされています。
ソフトトップ仕様は、RAYS(レイズ)社と共同開発された鍛造16インチアルミホイールが設定され、約3kgの軽量化により走りの楽しさをさらに磨き上げています。RAYS社製ホイール装着車には、Brembo(ブレンボ)社製フロントブレーキがオプション設定され、優れたコントロール性とともに、スポーティで上質な質感を実現したとしています。
なお、リトラクタブルハードトップ仕様は、Brembo社製フロントブレーキ+BBS社製17インチ鍛造アルミホイールをVSのMT車に設定され、AT車のみの設定からAT/MTに設定が拡大されたことになります。
リトラクタブルハードトップ仕様の改良として、鮮やかさと深みを両立する「バーガンディ・レッド」のナッパレザーインテリアが用意される新グレードの「VS Burgundy Selection」を追加。
ソフトトップ仕様、リトラクタブルハードトップ仕様ともに、インテリアでは、本革素材の上質感を提供するパーフォレーション(穴あけ加工)の設定をはじめ、ブラック部分とのコントラストを際立たせ、上質さを演出するステッチカラーにグレーの採用、ステンレススカッフプレートも用意されています。さらに、「マツダコネクト」が「Apple CarPlay」「Android Auto」に対応しています。
また、先進安全技術の「アドバンスト・スマート・シティ・ブレーキ・サポート(アドバンスト SCBS)」に夜間歩行者検知機能が全グレードに追加され、全車種が「サポカーS・ワイド」に該当します。
東京モーターショーでも出展された特別仕様車の「SILVER TOP」はグレー色の幌が使われていて、モダンで落ち着いた雰囲気を放っています。ボディカラーとグレーソフトトップの2トーンカラーのコントラストを際立たせる、ボディと同色のドアミラーが用意されるほか、特別感を演出する深みと輝きが美しい高輝度塗装16インチアルミホイールを装着。
価格はソフトトップのマツダ・ロードスターが2,601,500円〜3,334,100円、リトラクタブルハードトップ仕様のマツダ・ロードスターRFが3,439,700円〜3,900,600円。
特別仕様車の「SILVER TOP」はソフトトップの6MTが3,169,100円、6ATが3,284,600円。RFの新グレードである「VS Burgundy Selection」は、6MTが3,776,300円、6ATが3,803,800円です。
(塚田勝弘)