ポルシェ992世代に「ターボ カブリオレ」設定へ!デビューは2020年

■ポルシェ911ターボにオープンモデルが設定。最大650ps発揮

新型ポルシェ991に設定されるハードコア・オープン、「911ターボ カブリオレ」のプロトタイプをカメラが捉えました。

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ポルシェ 911 ターボカブリオレ新型プロトタイプ

同社では7月にベースモデルとなる「911カブリオレ」新型を欧州で発表しており、そのハイパフォーマンスモデルとなります。ベースモデルが公開されていることもあり、目撃した最新のテスト車両はほぼフルヌード状態です。

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ポルシェ 911 ターボカブリオレ新型プロトタイプ

スタイリングはベースモデルに近いですが、大型化されたエアインテーク、サイドシル、イエローのカーボンセラミックブレーキなどが見てとれるほか、サイドにもエアインテークを装備、リアエンドにはダックテールスポイラーなどが確認できることからもターボモデルで間違いないと思われます。

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ポルシェ 911 ターボカブリオレ新型プロトタイプ

これまでの開発車両が装着していたクワッドエキゾーストパイプは、大型の楕円形ツインパイプへ変更されているのも特徴です。

ベースモデルのカブリオレでは、3.0リットル水平対向6気筒ガソリンツインターボエンジンを搭載、最高出力385psを発揮しますが、ターボカブリオレでは3.8リットル水平対向6気筒ツインターボエンジンを搭載し、最高出力は600psまで高められます。また「ターボカブリオレS」では最高出力650psと予想されています。

トランスミッションは、新開発の8速デュアルクラッチトランスミッション「PDK」を採用。3秒以内に62マイル(100km/h)に達し、最高速度は200マイル(320km/h)というパフォーマンスを発揮します。

911ターボカブリオレのデビューは、911ターボ クーペと同様に2020年前半と予想されています。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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