■ポルシェ911ターボにオープンモデルが設定。最大650ps発揮
新型ポルシェ991に設定されるハードコア・オープン、「911ターボ カブリオレ」のプロトタイプをカメラが捉えました。
同社では7月にベースモデルとなる「911カブリオレ」新型を欧州で発表しており、そのハイパフォーマンスモデルとなります。ベースモデルが公開されていることもあり、目撃した最新のテスト車両はほぼフルヌード状態です。
スタイリングはベースモデルに近いですが、大型化されたエアインテーク、サイドシル、イエローのカーボンセラミックブレーキなどが見てとれるほか、サイドにもエアインテークを装備、リアエンドにはダックテールスポイラーなどが確認できることからもターボモデルで間違いないと思われます。
これまでの開発車両が装着していたクワッドエキゾーストパイプは、大型の楕円形ツインパイプへ変更されているのも特徴です。
ベースモデルのカブリオレでは、3.0リットル水平対向6気筒ガソリンツインターボエンジンを搭載、最高出力385psを発揮しますが、ターボカブリオレでは3.8リットル水平対向6気筒ツインターボエンジンを搭載し、最高出力は600psまで高められます。また「ターボカブリオレS」では最高出力650psと予想されています。
トランスミッションは、新開発の8速デュアルクラッチトランスミッション「PDK」を採用。3秒以内に62マイル(100km/h)に達し、最高速度は200マイル(320km/h)というパフォーマンスを発揮します。
911ターボカブリオレのデビューは、911ターボ クーペと同様に2020年前半と予想されています。
(APOLLO)