■アウディがスポーツバックを拡大へ。デビューは11月19日が有力!
アウディ初の市販EV「e-tron」に設定されるクーペSUV、「スポーツバック」の市販型プロトタイプをカメラが捉えました。
e-tronは最初のプロトタイプが2009年フランクフルトモーターショーで発表され、2010年には2代目e-tronコンセプトがデトロイトモーターショーで登場しました。
そして2018年9月、市販クロスオーバーEV「e-tron」を初公開した後、クーペ版となる「スポーツバック」プロトタイプを2019年3月のジュネーブモーターショーにて発表しています。
捉えた市販型プロトタイプは、リアクォーターウィンドウにテープが貼られただけのほぼフルヌード状態です。
3月に公開されたプロトタイプと比較すると、「A7スポーツバック」や「A5スポーツバック」と同じ滑らかな傾斜を持つルーフは継承されているようです。しかし、コーナーエアインテークのデザインが修正されているほか、テールライト、ハッチゲート、バンパーなどが新デザインとなっています。またボディ下部にグレーのグラッディングを備え、より頑丈なエクステリアが見てとれます。
スポーツバックには95kWhの大容量バッテリーを搭載、204マイル(348km)の航続距離を可能にし、150kW高速充電システムにより10分間で54マイル(87km)、30分間で163マイル(262km)分の充電が完了します。
モーターは前後に2基搭載されて最高出力360hpを発揮、ブーストモードにより最大8秒間408hpまで向上、0-100km/h加速は5.7秒のパフォーマンスを発揮します。
スポーツバック市販型のデビューは、11月19日から開催されるロサンゼルスモーターショーが最有力です。
(APOLLO)