タイプRのライバルは極太パイプで差をつける。ヒュンダイ「i30Nファストバック」改良型をスクープ!

■ヒュンダイ最強のファストバックは280ps以上を発揮!?

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ヒュンダイ i30N ファストバック 開発車両

ヒュンダイのコンパクトハッチバック、「i30」のハイパフォーマンスモデルとなる「i30N」に設定される5ドア「i30Nファストバック」改良新型プロトタイプをカメラが初めて捉えました。

ヒュンダイ i30N外観_001
ヒュンダイ i30N ファストバック 開発車両

i30は、2004年から販売されているCセグメントの北米・欧州戦略車で、米国では「エントラ」の車名が与えられています。3代目となる現行モデルは2016年に登場、高性能「N」は2018年に設定されたばかりでこれが初のフェイスリフトとなります。

ニュルブルクリンク付近で捉えたプロトタイプは、低いフロントエンドに再設計されたコーナーエアインテークを装備、刷新されたヘッドライトも見てとれます。足回りには、大型ブレーキ、スティッキートラックタイヤ、スポーティなホイールが装着されており、これがパフォーマンスモデルであることを証明しています。またリアエンドでは、コンパクトになったテールライト、バンパーには現行モデルから継承されるストリップが装着されている様子です。

注目は極太のツインエキゾーストパイプが装備されている点です。現行「i30Nファストバック パフォーマンス」では、最高出力275psを発揮する2.0リットル直列4気筒エンジン搭載していますが、このマフラーを見るとより強力なパワーを発揮する可能性を秘めています.

ホンダ「シビック タイプR」をライバルとするi30N改良新型のデビューは、2020年内が有力です。

(APOLLO)

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APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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