「移動を、くらしのヨロコビに」をテーマにMaaS社会に向けた提案をおこなう三菱電機【東京モーターショー2019】

●最新の生体センシングをおこなう「EMIRAI S」、自動運転レベル4相当を目指す実証実験車を披露

総合電機メーカーとして自動車機器事業を展開している三菱電機は、パワーエレクトロニクス、宇宙、センシング、制御、加工、巻線、映像、情報といった分野で様々な製品を送り出しています。

「移動を、くらしのヨロコビに」をテーマに掲げ、最新のセンシング技術やHMI技術が搭載された「EMIRAI S(イーミライエス)」のほか、MaaS社会に向けた新しいモビリティーのコンセプトなどを出展。

三菱電機 東京モーターショー2019
自動運転エリア、電動化エリアなどで技術力をアピールする三菱電機

メインステージでは、MaaS社会に向けた快適な移動体験のコンセプトムービーを大型スクリーンで紹介され、その隣の「EMIRAI S」では、安全、安心な移動を支援する最新の生体センシング技術や車内外との快適なコミュニケーションを実現する最新のHMI技術が披露されています。

三菱電機 東京オリンピック・パラリンピック2019
最新のセンシング技術やHMI技術が搭載された「EMIRAI S(イーミライエス)」

「EMIRAI S」は、近赤外線カメラにより非接触でドライバーの脈拍が計測できるほか、脈拍計測と温度センサーを使った体表温度計測を組み合わせることで、運転中の疲労や眠気、体調の急変などを正確に検知して自動停車させるなどの技術提案。

また、カメラ映像と音声情報を組み合わせることで、どのシートに座った人がいつ話をしたかを聞き分け、ほかの乗員の会話中も「EMIRAI S」への要望だけを認識して快適なコミュニケーションを支援します。

三菱電機 東京モーターショー2019
Mazda3をベースとした三菱電機の実証実験車両「xAUTO(エックスオート)」

ほかにも、実証実験車(ベースはMazda3)の「xAUTO(エックスオート)」の実車展示。こちらは自動運転レベル4を目指した実証実験車で、高精度地図情報を基に、準天頂衛星対応高精度ロケーターを含むカメラ、ミリ波レーダーなどの各種センサーなどの自動運転関連技術をAR(拡張現実)対応可動式ディスプレイを使って紹介されています。

さらに、ソナーとカメラを使ったバレーパーキングなどの実証実験も推進されています。

三菱電機 東京モーターショー2019
ミリ波レーダーやカメラ、ソナーなどのセンサー、ドライバーモニターなどを搭載

高精度地図情報がないエリアでの自動運転や限定条件下における完全自動運転の実現に向けて、ローカルマップに沿って自動運転を行うことで対応するそう。

三菱電機 東京モーターショー2019
48V MG、48V ISG、EDRIVE、車載充電器などを展示。写真は48V MG

技術(製品)展示では、ハイブリッドからEVまで対応する製品群として、48V MG、48V ISG、EDRIVE、車載充電器などが展示されています。

(文/写真 塚田勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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