■1959年マン島TT以来、ホンダのレース魂は燃え続けている
1959年にマン島TT、125ccクラスに鈴木淳三、谷口尚巳、鈴木義一、田中禎助の4選手がRC142で参戦してから60周年を迎えたホンダ。
ブースには「世界選手権参戦60周年記念展示」と題し、RC142を始め、1965年に4輪F1で初優勝を遂げたRA272、1985年にロードレース世界選手権500ccクラスを制したフレディー・スペンサーが駆ったNSR500、1988年にアイルトン・セナがチャンピオンに輝いたマクラーレンMP4/4、2006年にMotoGPチャンピオンとなったニッキー・ヘイデンのRC211V、最後に今シーズンもMotoGPを制したマルク・マルケスのRC213VがトロロッソとレッドブルのF1にはさまれる形で並んでいます。
その背景には、当時の写真が大きく飾られ、まさに、ホンダが世界選手権へチャレンジし続けている60年の歴史をたどることができるのです。
(佐藤寿宏)